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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
驕り
2024年07月25日
驕りというのはダメになる前の状態で、林与というのはそれなりに、ベテランの方でも逃げるような作業を当たり前にこなして日本の本場の麻織物を背負うつもりで働いて来たから、とことんやってみてから、それが成り立つのかどうなのかを考えてみるべきじゃないのかと思って普通の仕事ではない感覚で、自分のできることをいろいろと実践できるだけ実践もしてきた。

結果が大事というのもすごく思っていて、結果を出せるようにそれなりに売れそうなものにまで仕上げて、その品質的なことも自分が保証もできないことは謳いたくもない。業者さん的だと美しい言葉に気持ちがゆるがされることが多いのかなあと思う。でも、そういうのって消費者騙しにつながるので、すごい謳いの物が一番安く手ごろに入るようなのは、単なる普通のモノづくりでしかないというのも、オーガニックを謳いながら、オーガニックじゃないものがとかが普通の日本の市場。熊本のあさりそのものが日本の繊維のオーガニックビジネスでは駄目じゃないのかと、これはアイリッシュリネンの問題とも絡む話で、北アイルランドで紡績もなくなりながら幻想だけが独り歩きして、消費者には北アイルランドで紡績されたアイリッシュリネンという謳いばかりという、アイリッシュリネンの糸も手に入れることもできなくなってから、どこの誰がおっているのかもわからないけど、大量のアイリッシュリネンが日本の麻業界で流れているようなありえない状況。麻業界のプロはもうアイリッシュリネンなんて手に入れることはできないというのを分かっているけども、そのアイリッシュリネンの防錆工場の方でもアイリッシュリネンなんてないよと、いわれるのに、なぜかその紡績工場の糸がアイリッシュリネンとして日本では大量に流れてしまっていて、麻織物のプロとしては本当に残念そのもので、現状や真実を伝えられる人がいてもよいのではないのかと、日本の消費者騙しで儲けるようなことでは駄目ではないだろうかと、裏側も全部わかっている林与だから当たり前にもうそういうのは百貨店レベルも安いものを高く謳いで化かす手売るのには舞い上がっていないでという思い。ラベル商売というか、ラベルビジネスそのもので、オーガニックとかエコというのがラベルビジネスそのもので普通のありきたりの敵対しているはずの遺伝子組み換えかもわからないものがOKな、オーガニックコットンビジネスにでも警笛を鳴らせるのは、そういう裏側ではもうどうしようもなくなってるのをしっている林与だから。普通のコットン100%以下に、オーガニックを謳いたいみたいなのになってしまったのが本当に残念で、金儲けのためのラベルビジネス。