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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
おもり
2025年01月20日
織っているものが経糸切れがひどすぎて、織っても織ってもキズになって試行錯誤しているが、今日、おもりを3個手に入れたので、おもりを増やす作業。3個手に入れたおもりが、思っていたのよりも小さくて、いつも使っている錘は30kgあるものなのか、まあ、3個手に入れたので、3個余分にかければ、30kgの錘2個に相当するので、同じくらいの負荷は掛かるだろうし、小さい方が調節もしやすいが、小さいと跳ねやすいので、駄目なら30kgのをまた探そうと思う。

昔は錘も1個送料別で3000円から6000円くらいが相場だったが、30kgの錘となると送料込みで20000円くらいになってしまっている。一つの織機に6個も30kg級のが必要とかで、180kgもの負荷を掛けて消極送りにしないといけないというのは初めての経験で、今までは120kgくらいが最高だったと思う。30kg級のおもりをいくつか思い切って昔に安く手に入れて置けて良かった。錘もぶら下げれ安定するためには形がすごく大事で、短冊状にならないようなまっすぐ下に落ちるような形が大事。片手で持ち上げようとしてもなかなか上がりにくいくらいのイメージ。

昼過ぎに3個届いて、1個プーリーを増やして、そこ増やしたプーリーに20kgのおもり3個を掛けるのだが、ステンレスのS字フックが足りないので、S字フックをステンレスのロッドを万力でまげて作る。経糸が強く張られ過ぎているように思ってはいたので、増やすことは考えていなかったが織前の布が緩むようなタイミングがあって、それを見るとおもりが足りないのではないかと思っていたが、とにかくやってみる必要があるので、とりあえず3時間くらい様子をみているが、今までよりは一番安定して経糸切れも少なくなったような気がする。夜に10mくらい織ってみようと思う。とりあえず、一休みしてから。

錘も全部で20個くらいはもっているけども、13kgから15kgのものは役に立たないことが多い。この前も機料やさんが3.5kgくらいのおもりを持ってきてくださったけどもそういうのは、レバーが長く伸びててこの原理で3.5kgでも10倍くらいの力が掛かるようなタイプで、そういう錘は会社のなかに何個もあって、その倍の7kgのもあるけども、寄せ集めても、一つが30kgのタイプにはまったく敵わない。持ち上げるのが難しいような主背が必要で、S字フックに掛けた時に左右に広がらずなるべく床の数センチ上までまっすぐに落ちるような形。長さというのも安定させるためには大事で、なるべく重心は下の方が錘としては安定もするので、重い30kg、20kgのおもりを一つの織物に全部使ってしまうような1台限りしか動かせない状態で、他の幅の狭い織物も動かそうとすると30kgクラスのおもりが4個は必要となって来る。高密度もおもりが30kgが数個必要で、しっかりと詰まった片手でギリギリ持てるくらいの30kgの錘がいっぱい必要だったりする。