2025年03月14日
中国という国は、すごいスピードで成長を成し遂げて、10年前まではまだまだ特別だった大学教育も庶民の普通になってきたけども、逆に、大学を卒業した人が生きてゆく力がないというのが、頭の序列だけで競って階級的構造のなかで良い地位を得て生きていきたいみたいな、科挙制度。
日本の公務員制度も中国の昔の科挙制度みたいなものだけども、中国も貧しい中で実力主義的な人たちが働いて、ものづくり大国中国を作り上げてきて、人々の生活は豊かになる一方で、自分が苦労したくない責任背負いたくない人が増えて、お金がないと生きて行けないような、今のアメリカ社会とまったく同じ様な状況。
バブル期の日本でもそれなりに覚悟を決めたようなよいものが流れていたし、バブル期の人って、それなりにオールインで身を貼っていろんなことをやっていたような気もする。でも、身を貼らせたような国策的な経済発展モデルというのは、こけ始めるとまずは国が一番先に責任逃れで、身をはってやってきた人たちを追いつめて、無責任な気軽な素人を持ち上げ始める。それが日本の繊維業界で起きたことで、責任を感じてやればやるほど破綻に追い込まれて、どうでもいい感覚のほうが、生き残れる現代的な身軽なお金儲けがすごいという日本の繊維業界のホワイトモデル。
先日も、小さな村レベルの田舎のものづくりが、現代の世界のインターナショナルなブランドが憧れるような世界があるということも実感、それはお金儲け全く考えずに生きていく力の無い人たちの人々の生活をどう支えていけるのかという、現代の日本も抱えている問題で、国民年金払えなければ犯罪者みたいな国の制度だと、嫌なことでも我慢して働かせるのが悪いと言いながら甘やかして、一番駄目なのが行政そのもので、責任逃れで良いところだけとって、甘やかした人の面倒もそういう責任逃れの人が面倒も見ずに、企業を叩いてブラックだといって、行政が責任逃れの搾取ばかりでは、老後の年金問題も昭和の時代に騒がれた豊田商事レベルが今の現代に合法になってしまっている。日本という国の行政の責任逃れの退化が、昭和の時代に行政が見逃して大事件になった豊田商事レベルと同じで、国の行政の人たちが大事件となってしまった豊田商事の幹部レベルなのかと思える。国民騙して昭和の時代の悪徳企業の手本だった豊田商事事件、国が国民騙して同じようなことやってては駄目だろうと思う。もう現代の日本だと豊田商事が一番くらいの優良企業というのが今の日本の国の金融行政レベル。
中国という国は先進国が逃げた問題を多く抱えながら、解決してきたところがある。地球環境問題でも先進国がリサイクルを謳いながら実際には、やってたのは中国で、先進国では単なるリサイクルも金儲けビジネスで、それを背負っていたのが中国の生産大国になった国で、日本の大手の繊維SPAも中国に依存しないと成り立たないのも、先進国的なホワイトビジネスモデルでは、他に責任をなげて安く作らせ金儲けのブラックを生み出すばかり。世界の大手SPAが、ブラック的なことは他人事で利用してサステイナブルなブランドモデルするから、何兆もの利益をあげるようなビジネスモデルの典型で、それってほんとホワイトなの? そういう先進国の何兆の金儲けSPAが実際には一番のブラック企業という当たり前の本質で、多くの働く人々を搾取しているのにホワイト認定したい、先進国的な金儲け主義。現代の奴隷制度と変わらないとホント、自分は責任老いたくない働きたくなりでも世界一の金儲けを目指して、世界の繊維業界を救うやりたいみたいな、たぶん、日本の素人が一番駄目なそういう感覚に騙されやすい世界。世界で一番金を吸い取ってきたのが日本の大手SPAだから、日本のホワイト企業の大手SPAが、それを信じて働いて支えてきた人たちから裏切るのかと世界でも叩かれ始めている。サステイナブルを謳ってきた、大手SPAが、何兆円もの利益を個人レベルで貯めてホワイトな感覚という恐ろしさは、今時の金儲け的な立場を利用して、多くの人々を救うと言いながら搾取で築き上げた数兆円で奴隷制度の典型そのもの。そういうのに憧れると、貧しい国の人々からもっと搾取して数兆円とか数千億の自慢をする、日本の怖さで、世界中の繊維業界の働く人々から単に搾取して成り立つ世界。