2025年04月07日
ある経営者の人が、昔無茶苦茶な感覚だったので距離を置いていたが、友人の一人がその経営者の連絡貰って参加してみたらマルチビジネスの話で、そんなのに友人を引き込むなよ、って感じ。誘われた側の迷惑とかそういうの考えないタイプの人が多いのが特徴で、最初からマルチだけどとかいうと出てもらえないから隠すしかないのだろうけども、まだそんなことやってるのかと一生懸命に仕事してもらうほどまわりに被害が広がる。
マルチビジネスじゃなくても、電力の自由化で、電気代が安くなるという話で契約した多くの工場が逆に電気代がLPG価格の高騰で2倍になったとか、もう、ほんと今の時代の勧誘ビジネスモデルというのは、電力関係も含めどうしようもなく、存在するならするで説明通り安くならないといけないだろう。若い人たちが無責任にシステムも理解せずに、勧誘すればインセンティブがもらえるのだろう。来て話を聞いて断るだけでも、不機嫌になって、最初から断ってるのに、話だけ聞いてほしいと聞いてあげて、断ったら文句言ってる。そういう営業の人は早く仕事辞めたほうが良い、数か月後に電気代が2倍になって被害が拡大した事例が全国で広がってる。
会社の賃貸物件も電力が安いという契約の実態を確認すると、逆に高かったりで、せめてどの状況でも安くなるようにしているなら安いとえるけども、電話に出た一番詳しいカストマー対応の人ですら、実際の内容は分からないという。怪しい会社が増えすぎて、そういう訳の分からない会社とは関わりたくもない。
若い人たちがそれなりに働いているのだからお客さんに自分の会社のサービスを聞かれたらちゃんと説明できないといけないと思うが、謳いだけで実際は逆だったりするケースが多く、それなら勧誘すればするほど被害が広がるだけの話。
携帯電派の法人営業などや、コピー機のリースの話なども、若い人たちがやっているけども、コピー機なんかにしてもすぐに故障したらメンテしてもらわないといけないし。そういう飛び込みの営業している会社というのは、契約の詳細すら営業の時にみせることはない、そういうの営業するなら最初から見せないと時間の無駄で、そんないい加減なことをやっているから関わりたくもない。
今の20代くらいの営業の方に多いのがそんな感じで、そういうのがその会社の社風なんだろうけども、必要もないといっていても、話だけでも聞いてくれと聞いたら、買ってくれると思っているから、聞いた後、要らないと言ったら引き下がるべきだろうと思う。そういうの経験して自分の中でも、生地が必要ない人に無理やり買わせることはしたくないし、仕事のお客様にしても、織物を作るというのは等価交換や持ち出すことも多い話。
営業というのも、相手の弱み、たとえば気が弱くて断わりにくいタイプの人とかに、強烈に営業を掛ければ買いたくない人でも逃げ場が無くなって買ってくれるでしょうが、そういう人と巡り合うを一生懸命に探して成果を上げるというのもマルチビジネスなんかにはよくある話。そういう利益の上げ方するくらいなら、売れなくてもよいと思っている。麻織物の業界の現実の普通の当たり前の話を、消費者の方にも伝え買っていただくことが大事で、そういうのが林与がずっとやって来て一番大事に思っているような価値観。
スイビ混の糸を使うならもちろん糸商さんも織物工場も加工工場もスイビ混の糸のために、今の麻でいう半合繊的な世界なので、スイビ混の糸というのは今までの麻糸とは特性が異なるので、柔らかくてしわになりにくいという、現代的な技術。そういう情報はそれなりに正しく伝えたくて、業界の中では業者さんにはその説明などもする。
高密度織物に関してもスイビ混で織ってあるという話をする、卸先の業者に正しい知識を伝えないと駄目だと思うから、純紡の麻100とスイビ混の糸とは同じものとは言いにくい。だから、技法の説明居しても従来の麻業界の価値観を大事に守りながら、現代の技術の一つとしてスイビ混の糸を使用したということを使われる業者の方には正しく説明。