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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
ジャパンクリエーション最終日
2010年10月15日
今日はジャパンクリエーションの最終日です。午前中は、滋賀県の麻織物関係の地元の方が弊社ブースにもお見えくださり、そのほかお仕事でお付き合いのあります皆様などが本日はお越しくださいました。地元の方とも普段すれ違うことはあってもじっくりとお話しする機会がありませんので、ジャパンクリエーションというのは半年に一度の団欒の側面もあったりします。

また、いつもお電話で話をさせていただいていたりする皆様でも、初めてお会いする方などもあったりでようやく初めてお会いできましたね、みたいな出会いがあったりました。たぶん、私を始めてご覧になられた皆様というのも、電話やメールでお話している林与のイメージと、実物の林与のイメージではギャップを感じられたのではないかと思います。

展示会も終了間際、隣のブースの島に出展されている中国のムシャクという場所からジャパンクリエーションに参加された中国企業の台湾出身の社長さんとお話しました。テンセルを主体に扱われている会社さんで、日本の大手さんとも大きくご商売をされているとのことで、先週はインターストッフ香港、来週はインターテキスタイル上海、そして、パリ、ニューヨークと一年で8個の国際テキスタイル展を回られるようなパワフルな計画を持っておられるそうで、気さくにお話させていただき国際的な壁というものはなくなってきているのを感じます。

今回は、秋冬展ということもありまして、リネン100、麻100というのは生地という形でお探しされる方というのは少ない感じですが、リネンや麻のよいイメージというのはやはり強いようで、壁にプリントアウトした「LINEN」「近江上布」の文字をご覧になられブースの中の素材などもご覧いただけたりしました。

最終日ぐるっと回ってみて、素材感や洋服自体が厚手の流れに動き始めているような印象を受けました。ストール関連も落ち着きをみせたようで、林与の場合も、ノーマルな糸のものではなく、オーガニックリネンや細番手など素材にこだわった特別なものやナチュラルに仕上げたクラスが注目をいただいていたように思います。今回もいろいろなお言葉をいただけまして今後のものづくりに生かして生きたいと考えております。