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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2011年03月08日
今日は、午前中、生地に年輪のような段がでる問題が起こりましたので、それを検反しておりました。この問題の原因は染めにあるのは分かっているので、染工場に対応してもらう以外にはベストな方法がありません。

昨日、後染め素材が染めから上がってきまして加工工場に入りましたので、加工指図を求められ加工工場に伺いました。林与の指図は加工方法がややこしかったりしますので、それを今の製造の各工程にはめ込んでいくのが担当の方の仕事です。ベテランの方に支えられながら新しい方ががんばっておられます。

午後からは、カフーツの米田社長とお若い社員の方がお見えくださいました。生地や糸などを見ていただいて、リネンのこと以外にも働くということの意味みたいなところお話からでした。カフーツさんは、お若いスタッフの皆さんにデザインなどの仕事をしっかりと任せておられる感じでうらやましいなあと思います。

帰り際、焼肉屋さんで焼肉を食べながら気になっていたお若い社員の方との関係をお尋ねいたしました。米田社長と従兄弟だそうで、叔父さんと甥のようなご年齢の差があって、ご商売をされているお家で社長のもとご修行3年目だそうです。なんだかそういう辺りが恵まれた日本の中でも、何もなかったところから形にしていった日本人の力みたいな部分が残っていているようでよいなあと思います。