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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
ハーモニー
2011年04月22日
今日は、朝から加工工場にお願いしまして、加工中の反物の仕上がりを急いでもらうよう頼みました。動いてもらうというのは採算を度外視した非効率な動きになるが良く分かっているので本当に気の毒な話なのですが、ゴールデンウィークが絡んで出荷の絡みで、今日どうしても落とし見本をお送りしないといけない事情になって、加工工場に出向いて確認に上がりました。

担当の方が不在だったのですが、昨夜送ったファックスを見ていただいていたようで、今日何とか仕上げてもらえるような予定で動いてもらっているということで、産地で支えられながらものづくりをしているのを感じます。そのことが確実になると、週明けの落とし生地の検査の依頼の段取りなどもはっきりとできるので、先方様への日程のご報告などがしやすくなります。

午前中には、近くの工場からお客様がお二人で来られ、試作に使う生地などをセレクトいただきました。来るまでは買われるつもりもなかったと思いますが、100番手のシャンブレーストールを気に入っていただけストールも自分用ということで1枚買っていただきました。

夕方に加工工場さんに伺うと、顔を合わせる皆さんがその反物のことを知ってくださっているかのように動いてくださっていてありがたいなあと思いました。いただいてかえり、夕方7時ぎりぎりで「落とし見本」を送ることができました。張り詰めた一日でした。

夜には、インタビューの原稿の確認作業を行いました。今日一日ハイテンションな状態だったのが解けて幸せな気分で夜中に原稿を眺めていて、みんなに愛されるような生地を作るためには、生地というのはハーモニーの中で作られるべきなんだろうと思いました。