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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
織機に関する考察
2011年05月26日
先日、機械屋さんが来られたときにある織機に関しての私自身の認識が間違っているといけないので織機には私以上に精通されている方なのでお尋ねしました。やはり認識は共通しており、ごく一般的で織機自体は特別のものではないということで一致してしまいます。

要は、その織機の特性を謳えるような織物をどのように生み出して謳うかという部分ではないかと思うのです。織機の特性をよく理解してその織機に一番あった織物を織ってあげるという部分をPRしてあげれば、その織機も脚光を浴びこれからも活躍することになると思います。

織の現場では、計算だけでは予測や説明しにくい面白いことがたくさん見えてくるものです。レピア織機に関する考察に関しては機械屋さんと私の考察は面白いことですが異なりましたので、今度、一度実証してみる必要があるかと思います。織りあがった風合いに関しての議論で非常に余裕のある話なので面白いですね。

今日は、京都のMONDOさんがお越しくださいました。プレミアムテキスタイルジャパンでも会場でお会いしましてどんな感じでしたかとお互いの感想を交換しました。今日来ていただいたのは、リネンの特別な糸が出来上がってきたのでした。林与のオリジナルなリネン生地が出来上がるものと思いテスト用に糸を手配していただきました。高価な糸ですので部分使いになるかとは思いますが上手に使っていけたらと思います。

リネン100%で、今までとは違う面白いものができるのではないかと思いますが、すでに2012のSSには間に合いそうにありませんので、2013向けの新商品開発に使おうと考えております。私自身は面白いものになるのではないかと頭の中で生地つくりを楽しんでおります。