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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
9月
2011年09月01日
今日から9月ということで秋モードです。夏の日差しの強さが懐かしく思うほどで、季節というものが移り変わっているのを感じます。今日は午前中に琵琶湖の反対側にプリンタを取りにいきました。生地幅までプリントが出来るということでデータ作りや試作を自分のところでして本番を捺染工場に依頼するような形ができないかと考えています。近江上布柄の復活を目指しています。

会社に戻った昼過ぎには、糸ビーカーが染まり上がってきて、予定通りに物事が進むと助かります。早速、ビーカー確認のための手配を行って、仕事を前に前にと進めていきます。まだ、来年の春は遠いように思いますが、そろそろ作り始めないと11月から2月というのはキャパオーバーで限られたキャパの取り合いになりものづくりが出来なくなるのです。

リネン120番手のカラーシャンブレーシリーズがきれいに上がってきましたので、試作品つくりのために長浜のDENさんに生地を持っていきました。シャンブレーというのは玉虫効果が出て、普通の後染めと比べると上品に見えるのですが、糸の斑が見えてしまうので悲惨な結果に終わることも多いのと細番手は織段が目立つので心配をしていたところです。次は贅沢に、リネン140番手のカラーシャンブレーシリーズをハンカチ用に考えています。
今、リネン140番手のピンストライプも織っていますが非常に良い感じの仕上がりで、これも、リネンハンカチのコレクション向けです。

家に戻ると北海道から送られてきたタラコが届いていました。「多良の子 まごころ500」というものなのですが、おいしくてご飯が進みました。これも、北海道虎杖浜の特産品ということで協同組合の認証が貼ってあり、地場産品として作られているもので、スーパーのタラコとは別格であるのを実感できます。