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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
繊研新聞
2011年11月28日
繊研新聞さんが先日取材にきていただき本日の第一面の記事にしてくださいました(ある方から林与さん載ってましたよと教えていただいて知りました)。国内業界の皆様に応援をいただきまして一歩一歩ですが、海外との直接的なお取り組みも始まっております。海外のリネンを扱っておられるアパレルの皆様もビジネスライクではなく、つながりを大事にしていこうというお優しい方が多いのがうれしいです。

インターテキスタイルの場でも、あるお客様がいっておられたことにインターテキスタイルに過去に出展されていてもなかなか成果が上がりにくいとのお話を聞いて実感するところではあり、私自身も情報発信の場として日本のものづくりの力を見ていただくことに徹した3年ではなかったかと思います。林与の場合スーツケースひとつで乗り込んで行きますので長続きしているのかもしれません。

なにかつくりたいなあと思うコンセプトがあって前に進もうとするときに、賛同くださるお客様がいてくださることは非常な励みになるものです。林与にとっては売らない想定の自分自身の宝物のつもりの生地なども作ったりするので、一番良い生地を見せてほしいといわれるときにお見せするとその値段に驚かれることも多いのです。

そういう自分自身に妥協のないものづくりというのは海外受けが非常によいものです。展示会などでも、デザイナーさんや企画の方自身が身に着けたいと思われるようなものをひとつ二つでも林与のブースで見つけていただければと思う気持ちでおりますのでターゲットもリネンを見慣れておられる皆様なので、自分が作ったものなかでおもしろいなあと思うような麻関連のハンガーを選んでいます。展示会という場は、自分の感性とデザイナーさんの感性とのぶつかり合いではないかと思います。