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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
仕事はじめ
2012年01月06日
今日は、ひこねの組合の事務所開きで、商工会議所ならびに市役所にご挨拶に伺いました。会社に戻ってからは加工出しでへとへとになりました。加工工場さんも今日からスタートのようで、会う人事に新年のご挨拶です。やっぱり、今日が仕事始めのところが多いのかなあと思います。

アパレル向けの反物を巻く紙の管を、紙菅(しかん)といいます。輸出向けの小割りにしないといけないのがありまして、加工工場さんに40本ほど販売して分けてもらいました。木管は再利用なのですが、紙菅は1回使うと通常は使い捨てになるのでもったいないなあと思います。子供たちがチャンバラごっこして遊ぶのにはそれほど危なくないのでとてもよいのです。

紙管も「帯に短し襷に長し」と同じで、生地の幅より少し長いくらいのものでないとよろしくないのです。紙管も長さだけでなく、直径と厚みも重要な要素です。丈夫であればあるほどよいのですが一回で使い捨てにするので、あまり丈夫なものはもったいないのです。

生地を立てて販売される生地屋さんの場合には、紙管が中で折れたりすると生地にしわが入ることになります。反物を肩に担いで運ぶと中で紙管が折れやすいので、反物は両手でしっかりと持ち上げるように運んであげるべきです。反物を放り投げる加工工場や運送会社の方がおられますが、そういうときには紙管が折れると生地にしわが入ることを知らない人が多いのです。