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リネンや麻を織る日々をつづっています。
リネン日記
EMS
2012年01月29日
海外向けのEMSを先週送りにいったら郵便局の担当の方が慣れておられない方で、EMSを使うのを慎重になられすぎています。これは田舎だからありうることで東京などのほうが能力のある方が多く、海外発送に関するトラブルも少ないのではないかと思います。たとえば、EMSサイトでEMSも中国から着払いができるという風にホームページなどでは説明がありますが、実際は担当の方も使われた実績がなくどうやってよいのか分からないというあたりで最終的にはできませんという答えが返ってきます。

こうなってくると企業の力というよりも国の力というのが、ものを動かすときに必要となってしまいます。海外の輸送に関してはDHLやFEDEXなどアメリカベースの輸送関連が一番信用があるとされて、日本の行政も絡んだ郵便システムはランク下に位置づけされてしまいます。

本来、信書を取り扱うという業務を担当している部署ですので、その分、独占の利益を得ていますので、一番しっかりとしていないといけないのですが、原発と同じく独占の弊害を感じるところです。民間に見えても民間ほどは厳しくないので海外の民間のサービスに負けてしまっています。日本ではDHLやFEDEXのように信書も扱えるようなサービスが一般の宅配業者ではできなく、日本の国の力が海外の競争力に負けてしまい足りていない状況です。日本も日本のサービスが海外に出て行くときに公のサービスは裏からバックアップしますが、民間のサービスを裏からバックアップするというあたりが弱いように思います。アメリカの郵便であるUSPSも民間に負けないほどの非常に強いもので、日本の郵便システム以上に強いものがあります。