for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。
リネン日記
2012年06月05日
夜になると、水が流れる音がします。水道を開けっ放しにしてしまっているのかと心配なのですが、これは、村の中を流れる側溝の中を水が流れる音です。今はコンクリートで固められてしまっていますが、村の中を流れる水が、この時期だけ、農業用水として村の周囲の田んぼに引き込まれます。

今年は原発も止まっていますので、昔のような夏が戻ってくるかもしれません。近江湖東は鈴鹿山脈からの水が琵琶湖までつながっている場所です。鈴鹿の山に向かっていけば、平地では見かけなくなった蝶も、トノサマガエルも、ヘビだって、猿にだってであうことができます。

本来、ものづくりというのは、人里離れたような場所でのほうが邪心がなくてよいのかもしれません。島で暮らす人たちというのは、生活に制約が大きい分、人が我慢もできます。環境が恵まれ、普通を求めると特別なものが作れないケースも多々ありえます。

今日は、午後からお客様でした。前向きな姿勢を評価いただいてでしょうか、いろいろな方が大きなチャンスをくださいます。今日も二つのチャンスの電話をいただきました。