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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2018年8月
リネン日記:21
2018年08月06日
今日は、与謝野より原田さんがカーテン生地を探しに着てくださった。与謝野村に町おこしで引越しされて今は自分で起業し実現されている。起業して自分で食べていくというのは他で働くことの何倍も難しいことだろうと思う。自分で何から何までやってゆかないといけないから。私自身も小さな会社なので同じようなものなので良く分かる。

私自身、昨日も徹夜モード。通常なら並行してやっておかないといけない作業なのだが、整経と機を立ち上げる作業などを含んでいるので納期のある1回勝負の仕事、間違いがあると駄目なので、他の仕事が落ち着いてから一気に進める。普通の働く人の10倍くらいの力がなければ織物工場は続いて行かないものだと思う。織物にしても普通の仕事なのだがそれがなかなかみんな難しいのである。ものづくりの場合、自分の問題ではなくても問題は起こってくるから。たとえば、織機が調子が悪くなると織物がうまく織れない。キズができたまま織って、織機が悪い自分は悪くない、というところで終わってしまう人だと仕事はしないほうがよく、そういう人を仕事の中で変えること難しい。変えられれば感嘆なのだが変えられないから難しい。

自分が自分で仕事するでなく、他で働く人の感覚というのはそういうものであろう。だから、自分で独立して食べて行くは外で働くことの何倍も難しいのであろう。自分でやるということは、自分で進めて、正しく実行して正しい答えを出して行かないといけなから難しいのである。