2021年10月03日
10月の夕方、外の水際にいると普通に蚊が私を狙って来る。空気は秋の気配なのだけども、まだまだ暑いくらいで、これは本当に地球が温暖化しているのを感じるが、人々は地球温暖化は、人類に対する脅威としては捉えてはいるものの、砂漠の中のオアシスを求めているから地球温暖化が進むということには気が付かない。
カリフォルニアにいたときに、南カリフォルニアというのは砂漠の中のオアシスなんだなあとありえないほどの過ごしやすさを楽しみながら、スプリンクラーが至る所で回って、水を撒くことで緑を確保している。ゴキブリもいないしネズミも少ない。外にいて十分に水分がとれないと普通に干上がってしまうようなドライな環境。ポップコーンが1週間たっても湿らないのにもぴっくりした。
日本もある意味、雪深かった国で織物が発達した部分があるのだけども、雪というのはやっかいで、特に自動車社会では問題で、地球温暖化がそれを解決してくれた部分もある。雪が降らないのを喜ぶ人も多く、雪が積もって自由に身動きが取れなくなることを良しとしない人が多いであろう。
たぶん、毎日が30度を超えるような気候になっても、人々はビルの中のエアコンの効いた部屋で平然と暮らしているんだろうと思う。人間以外の動物は生きてゆくのが難しい、都市部のような生活空間が広がっているだけのこと。
人々はそういうのを求めながら地球温暖化を危惧しているあたり、食物も室内のエアコンの効いた部屋の中で栽培され、食肉になる動物なんかももうすでにだけども室内が普通。自分たちが求めている方向性に進んでいるだけなのに、どうして地球温暖化を危惧するのだろうか。地球温暖化は従来のビジネスを塗り替えることのできるビジネスそのものだからという要素は強いであろう。
オゾン層を破壊するということで代替フロンが生み出され、多くのエアコンや冷蔵庫のフロンが代替フロンに置き換わったが、その第一波に大量につかわれた代替フロンもオゾン層を破壊するタイプで、それが20年、30年、オゾン層を破壊し続けるけども、だれも騒いだりはしない。けど、それ騒がないといけないんじゃないのか?
2000年以降のクリーンディーゼルの歴史も、まさに環境を破壊し続けた黒歴史で、不正がばれるまでディーゼルの排ガスをまき散らして、地球環境を破壊し続け利益を上げてきた。環境を謳う者たちが環境破壊の元凶になることは多く、作り替えた分余計に環境負荷は高くなっていたりだが、罪悪感を利用して自分たちは儲けるという裏側がある。
新しいものに買い替えを促すようなビジネスモデルは、アスベストをあがめてきたのと同じような感覚がある。その場しのぎに人々を騙し責任逃れで大儲けしているような人たち、チェルノブイリを笑ってた日本がメルトダウン隠しで責任逃れで、人間が完璧じゃなく、地下から放射能が地下水通じて漏れて無限希薄されたから救われただけで、海洋に放出されなかったら福島も石棺化するしかなかっただろう。