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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2025年2月
リネン日記:10
2025年02月22日
仕事をやっていくときに仕事の相手がビジネスライクなトランプ的な人だと林与は最初から仕事は受けずに遠慮する話で、高級な良いものを作ろうとするとそれなりにまともな仕事が必要でそれを機械に任せてやろうとするのが、バイデン方式だろうと思う。どちらも、アメリカンな効率化重視のスタイルで、好きじゃない。

人が地道に作ったものというのは価値があって、日本の着物の世界の布や、また、日本の漫画やアニメも世界にはない特徴がある。柔道も世界レベルになると勝ち負けだけの卑怯な武道精神すらもない形でオリンピックレベルの勝ち負けで、メダル欲しいだけの世界とか残念過ぎる。

メダル欲しいなんていう欲ばかりになると、まともな感覚もなくなってしまって、本来スポーツがある精神とは別に、金儲け主義的なスポーツになってしまったのがオリンピックで、児童労働を超えるような搾取で成り立ってしまっているから、一番駄目やと思う。ほんと。何百億円の放映権とか、それって、実際は多くの少年少女たちの持ち出しを吸い取ってるだけの、搾取ビジネスで、まさに児童労働以上に厳しい、人生を捨てる覚悟で親の期待や国を背負わされている期待を子供のころから背負わされながら、簡単に振り落とされてるのも可哀そう。せめて、掛かる費用くらいは世界的や日本のスポーツ利権を牛耳って金儲けしてる人たちが、金儲けせずに青少年の健全育成のために負担してあげろよと思うが、世界的にも、日本的にもそういうのはもう難しい。

増田明美さんの監督が、自分は白いご飯に塩を振って食べて、明美さんには肉をいっぱい食べろと買って来て食べさせて、そういう人間としての個人が若い人をたとえ貧しくても支えようとして増田明美さんのような方がその思いを分かってそれにこたえようとして、そういうのが昭和の時代の日本的な部分だったように思うけども、監督さんなんて何も得たくもないし、自分が有名人になりたいとかじゃなくて、単に次の人の頑張りに託したのだろうと思う。

夫婦で塩ご飯食べながら、スタミナ付けろと明美さんには肉をいっぱい食べさせて、でも今はスポーツ関係の組織の人間が良いものを食べすぎて逆に選手たちを消耗品のように使ってしまっていて、故障したらさよならだし、金儲けできないなら価値がないみたいに引退させる。選手自身も同じで、メダルメダルで、メダル取れないと意味がないとか、名誉やカネやメダルのために人の心を失ったら世界レベルのスポーツビジネスに終わる。

バイデン氏も4年間やってきたことがお金や組織力で解決しているだけだから、トランプ氏と同様でしかなく、会社が違うだけ。勝てば官軍的なことでもなくて、人々は人生観みたいなものを普通にもって生きられないといけないと思うけども、バイデン政権もトランプ政権も法律作って各国も力で誘導して、対等意識すらもなければ、そういう自分の損得勘定ばかりではなく、自分が底辺でも動いて働いて支えている人たちを犠牲にしてしまうだろう。

バイデン氏が可哀そうに思う人たちが機械化や効率化で働かなくなって、他の人に働くことや問題解決を求めて幸せみたいなのが、グレタさんの存在とも被るし、自分たちが世界の問題w解決すると言っている人たちほど、末端の人たちを無視して本末転倒な状態的なビジネスモデル。一個一個の問題をそういうビッグな人たちがちゃんと解決しないといけないのに、そういうのが面倒で関わりたくないというのがセレブ的な世界の金儲けにもつながる。弱者が利用されて、全く救われていないというような、世界中のメディアに巨額なお金がばら撒かれて、まったく、途上国の綿農家の一つの声や、日本の繊維業界にしても、すごくまともにやっては来たのに、それが逆に否定され始めていて、背負う覚悟して背負ってきた人の覚悟もない人たちが、背負ってきた人たちをお前の言うことが分からんとか、人生を捨てても日本の価値感すらも無理で、野麦峠の一人の女工が自分の親を幸せにしようと自分の人生を捨てる覚悟もない人たちが、現代の金儲け主義的に日本の繊維業界なら、そういうのも大手商社とかなんちゃらコットン協会やった分かるけどそのあとになんちゃらラベル協会とかの人と本気の話をしても忙しいのに。

もう日本の繊維業界的な偶像レベルは、熊本のアサリと同じで、30年以上もそういうのに陥らないようにだけど、国レベルがそういうので取りまとめたく、いろいろと調整はして、本気の人を集めているし、お金儲けできんと続かんとか言ってる人たちは、この辺で切るべきやと思っていて、それは若い子たちの自分がお金儲けしたいだけの普通の話。林与はいつつぶれても良いけども、そういうのを日本だけじゃなく世界の繊維業界でもいろんな圧力や権威主義に屈しないで自分が分かって働いて解決しようとする人もいない。グレタさん自体が自分が一つの繊維企業もやったら、グレタさん自身が素人すぎて、日本に多くいてくださる、若い繊維業界をの話。1億のノーベル賞のお金とかじゃなく、本当に繊維の仕事を受けようとすると毎年そのくらいの負荷は掛かって貰うじゃなくて受け止める側。日本の地場産業企業がそんなグレタさんレベルになびいていたら全部潰れてしまうし、トランプ氏でも同じ。全然、トランプ氏もグレタ氏も、本当の末端や日本の地場産業の覚悟もなく、日本の地場産業にそいういうだらしない感覚を吹き込んで、それはウイグルというか日本の地場産業の高度なことも同じ話で、続けて行こうとすれば刑務所れべるをつくるのが、そういう金儲け主義の責任取りたくない国連レベルなんやで、それが真実そのもの。
2025年02月19日
10年ほど前のことだろうと思う。知り合いの機料屋さんが、奈良の工場さんが麻を織る仕事が入って来て、織ったことがないので織ってもらえないかといわれるが、若い跡継ぎの方も織られる工場さんなので、一度、試行錯誤されて織って見られてはどうかと新しいものへの挑戦ということをお勧めする。

その工場さんが心配をされているのは何かというと、仕事をやりますと受けてできないときのことで、仕事としてそういうまともな考えを持っておられる。もしそれが自分自身の試作案件だったらやられるだろうけども、試作というのは本当にお金の掛かる行為なので、一人の人間換算で、機つくり、整経にしろ繋ぐにしろ織るにしろ、普通は、1か月くらいは試行錯誤が必要なことが多い。それでちゃんと織れるかどうかすらも分からずにとりあえず試す、織れたら折田ででも、予想していたようなものになるかどうかというあたりも一か八かなので、外れれば、またもう一度、糸選びや、機つくり、整経、打ち込みなどの変更で、また1か月とか。

そういう試行錯誤というのは無駄ではないのだけども、仕事として受けている場合にはすごく厄介なことになる。キャンセルできるような話なら良いのだけども、仕事を出す先がキャンセルできないような話にしてしまわれていることも多く、その工場の方も一番心配をされているのが、儲けの話じゃなく、自分が出来ないときに受けた注文が浮いてしまうこと。失敗が許されないような話や、やったこともない仕事を持ちかけられた時に受けるというのはそういう点で本当に難しい話で、特に麻織物というのは天然繊維の中では一番くらいに織るのが厄介だと言われるタイプの織物。

そこでその工場の親子さんが頼まれるのは、自分たちが出来なかったら、林与で織ってもらえませんかという話で、儲けとかそういうのまったく考えておられない感覚で、一番注文が浮いてしまうことを心配されておられる。林与もここ10年くらいは、定番で仕事を入れてくださる方が多く、1年以上抱えている仕事も多いので、すぐには無理かもしれないけど、やってみられて無理なら林与が織りますからと引き受ける。

結局、双糸で落ち着かれたようで量産の仕事をこなされたようで、若いうちに新しい織物に挑戦されて良かったのではないだろうかと思う。そういうのも採算度外視の仕事になるかと思うけども、経営者としてより高度なことや新しいことに挑戦をするというのも良いことだろうと思う。そういうのは経営者でないと無理で、従業員に頼んでいても生まれてくることは少ないだろう。

奈良も元々奈良晒で有名な麻織物の産地で、蚊帳などの織物も麻織物だった、なぜ蚊帳に麻がよいのかというと麻の毛羽があるので、粗く織っても蚊が入ってこないからだと聞いている、別に白くても蚊帳なのだけども、あの深緑の蚊帳は色だけでなく、蚊取り線香と同じ様な効果があって蚊を防ぐような要素があると聞いているので、菊とニワトリの何かを最後のほうでは合成的に染料として作り上げたのだろうと思うが、あの染料は現在は禁止されていて、昭和の時代まであった濃緑の蚊帳は販売されなくなっているそうだ。まちがっていたら、誰か詳しい情報を教えてほしい。もうそういうのに携わっておられた方も残ってはおられないような気もする。

奈良はその蚊帳の織物の技術を応用して合成繊維で寒冷紗と呼ばれる農業に使う布で有名な産地だそうで織物工場の多くがそういう資材向けの生産。林与のようなシャトル織機をうごかしておられる機屋さんも大阪のイベントでお会いしたがストールなども織っておられるそうだけども織っておられる素材を聞くと綿だと言っておられた。

戦前には、全国で麻織物が手織りで織られていた。戦争中に麻織物が贅沢品として10年ほど禁止されて、手績みの糸から入手も難しくなり麻織物は途絶えてしまった感がある。コロナ3年でもそうだけども、糸をつくる紡績工場すらもが窮地に陥る。それは紡績工場だけの問題ではなく、取引先が破綻して売った代金が回収できなかったり、輸出の商品が港で立ち止まってしまって納品が完了できないとか。それぞれの企業努力ではどうしようもならない問題があって、繊維産業というのはその影響を受けやすい。

コロナ禍にシルクの産地の老舗の機屋さんに訪問させてもらったけども、高級なものというのはやはりイベントや外出が自粛されるような状況においては需要が激減してしまって大変そうだった。今はコロナも明けて、観光客も増えてイベントなども再開で、高級ちりめん織物も回復気味ではあられるだろう。

日本自体で着物を着るという風習すらもが減って、行事そのものの必要性すらもがないのではないかというような流れではあって、戦後の華美な生活風習から、非常に控えめな生活感覚が今の若者の間では普通になっていて、特に子育てすらもが昭和の時代よりも難しい今の日本。

国のだらしなさが目立ち、高校のタブレット20万円って、2万円の間違いだろうと思うが、それが日本の行政の愚かさ。アベノマスクと同じことをやってしまっている。

2025年02月16日
本質を揺るがして食い物にしようとするのが政治や行政の搾取で、それは国連でも同じで、末端を救うどころか上から階級社会的に規制して他人事だから、戦争も起きて、なぜか若者たちの命が犠牲になる、一方で、国連加盟国でも国連になびけば命が守られるみたいな、国連が命を学者感覚で牛耳って覚悟も決めていないのが、世界のいろんな不幸の元凶で、安全なところからすごく大きなお金を使って各国を牛耳ってしまっていて、そのために、多くの人々の命が失われるような、状況。
2025年02月12日
実際に自分がやってみると分かることがいろいろとあって、林与というのはそれなりに日本の繊維業界の最底辺を覚悟で、麻織物を織るとに取り組んできた一人だとは思う。理論でじゃなくて、実際にとことん現場で働いて解決しようとする側なので、林与を支えてくださってる方も、なかなか織物というのは難しい問題がありながらも、なるべくボロボロのものは渡したくなく、でもボロボロの織ることの難しい布ほど普通の10倍20倍くらいの時間が掛かっていたりする。

レピアで織ったある織物も50m織るのに1か月掛かったような織物で、その時は半年で300mしか織ることが出来なかった。でも、それなりにご迷惑おかけしながらも限界までやって出来て良い布が出来て良かったと思ってはいる。私自身、現場のプロ中のプロなので、理論武装する必要すらなく、技術や体力勝負そのもので、実際の織物をつくるに掛けては、人生の一番長い時間を深く広く働いてきた一人ではないかと思う。それができたのは林与は織物の人じゃないから。人が生きていく上での人生観の一部として織物を担っているような哲学的な部分もあって、見た目の綺麗さとかじゃなくて、自分の人生観として織物とも一生懸命に取り組んできた。林与自身の人生観の表現そのもの一つ林与にとっての麻織物というのは。

2025年02月08日
雪が30cmから40cmくらい積もったか。名神が完全に今日は止まっているらしく、大阪方面へもトラックが戻ってこないので、すべてのエリアへ今日はものが動かないらしい。同時にすごい遅れがすでに出ているらしく、しかたない状況。こういうときにもトラックドライバーや運送会社にとっては、2024年問題とかがすごくややこしいだろうと思う。林与のある愛荘町周辺でも車が走りにくいのだから関ヶ原とかは絶対に無理だろう。

今シーズン初めて本格的な雪の積もり方、雪がかなり降っている中を犬を散歩していた人が居て、犬も人もはしゃいでたけど、よく散歩しようと思うよなあ。普段は見たことない感じの人だった、幻か?
2025年02月07日
ようやく、錘も落ちずに、つぎの10mが綺麗に織れた、経糸切れも1回くらいで、横糸に関しても糸がなくなるまえにほぼ止まっている。あんまり気を抜くことができない織物なので、ほとんど張り付いて織り続けないと。横糸が亡くなるまで織ると最後のあたりで残った糸が崩れる現象が起こるのがこれもなかなか厄介なことで、最後のほうで、糸の出るのが出にくくなってくると幅が狭くなって、当たらいい管に交換するとこれまた、耳が食い込んだように見えちゃうので、最後ある程度横糸を残しながら交換しないといけない。一番簡単なのはずっと立って見ていて、確認しながら交換することだけどもそれは他の糸の準備や片付けの作業もできないのでさすがにキツイ気がする。それやると経糸切れが起りそうなときも事前にとめることが可能でキズは減るだろうけども。
2025年02月06日
おもりを多くしておもりが外れる問題が多発で苦戦していたので、このままでは難しく、今日は、朝からロッドを切断して、湾曲させてS字フックをたくさん作って分割させて錘を掛けることに。横糸もなくなる前にとめないと食い込むので、カウンターはセットしているが時々セットミスがおこり、横糸が無くなる。カードでもカバーして、ダブルで保護する方法にきりかるべきに思って、今日はカードも作成して、横糸がなくなる前に止まるように切り替え。

縦糸が切れる分だけに傷が抑えられるようになったが、この前少しドロッパーの位置を上げたので下の糸が張り気味で上の糸が緩い、はり具合を合わせるために元の位置に下げて戻す。本来は、いろんな場所をあんまり触りすぎないようにしないとバランスが崩れすぎてしまう。
2025年02月06日
https://coal.jogmec.go.jp/info/docs/230609_7.html#:~:text=EPA%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%80%81%E7%9F%B3%E7%82%AD%E7%81%B0,%E7%89%B9%E3%81%AB%E6%B7%B1%E5%88%BB%E5%8C%96%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

日本では石炭灰の再利用方法として、土壌改良や肥料などにもされているようで、大丈夫なのかなあと思える案件、水質汚染や土壌汚染や環境汚染につながっていないか、心配ではある。

日本では、石炭火力発電所が主導している石炭灰のリサイクルに関しては、すごく良いことのように書かれてばかりいるが、水銀、カドミウム、ヒ素、クロムなどの含有物は大丈夫なのだろうか。土壌改良材や肥料などに使われていると土壌に蓄積してゆくのではないのか。

https://www.ja-tottorichuou.or.jp/news/7851/

JA鳥取では石炭灰たい肥、実証実験が始まっている。年間3300t生産センターもできて、これから始動のようである。水銀、カドミウム、ヒ素、クロムなどが含まれていないという火力発電所からのデータを使ってるということだが、たい肥としての製品でも、水銀、カドミウム、ヒ素、クロムなどの重金属が含まれていないかの定期的に検査もチェックして販売して頂きたい。また、含有濃度というだけでなく、たい肥なので使うごとに土壌に蓄積していくことも、地下水にとけたり、川にも流れだすことこ考慮して安全性を謳えるたい肥を作ってもらいたい。
2025年02月06日
いろんな基準値が上がることで、新たな市場が生まれるみたいな感じが今の流れで、50ccバイクなども規制の対象。そのうちエンジン式の草刈り機も対象になって来るのだろうか。50ccバイクは普通車の3倍くらいのHC排出量らしいが、自動車と比べて、走る距離を考えるとそれほど厳しくしなくてもよいのではないかと思ったりもする。学生にとっては非常に重要な足だから、そこそこの安全性まで高められているのに、それが、電動キックボードのようなものに置き換わることのほうが新たな危険性を生むことにつながらないかと思う、

基準値を厳しくすることで偽装が起るくらいなら、基準値を許容範囲にすべきだろうと思う。現行のものが売れなくなるというのがメーカーなどにとっては大きな痛手だろうし、大幅なリニューアルが必要になって来る。もう、日本もそれほどバイク自体も見かけないし、車が欲しいと思う若者も少なくなってきたという。自動車にしても維持費や駐車場などを考えると都市部でほど必要性がないし、レンタカーやカーシェアみたいなサービスの普及で十分という人も多い。

なんか、人のほうが重荷から逃げよう逃げようとしているようなところがあって、自動車に乗らない生活しようとすれば都市に住めば良い話で、それだけで月に保険1万、支払2万、ガソリン1万、車検1万とか、5万円くらいは浮く計算になる。地下鉄とかに比べると、自動車というのはかなり贅沢な乗り物に思える。ミニカーみたいなのに移行してゆくのだろう。老後は自動車に乗れなくなると田舎よりも都市や買い物の便利な場所に引っ越してすむという人も増えてくるかもしれない。

あんまり自動車の排ガスの基準値を上げると新しいものを買った人のほうが車検通らないとかで困った話もでてくるのではなかろうか、45分車検かなんかで最初から排ガス試験をしていなかったか適当な数値に書き換えた高が6000件もあった事件もあって、45分で車検をするとかもそもそも一つでも問題があったら無理だろうし。入念なチェックなんて無理だろう。ハンバーガーショップも注文から1分で客に商品を出すとか、無理なことをやる必要もないだろう。

織物の検査なども、検査数値が引っかかると再加工を行ってもらうなどの対応となるけども、検査が通るまで加工に付き合ってもらうというのは現実的でもなく一旦上がった反物を再加工して再検査ということになる。今、アパレル向けというのが現実的でないのはそのあたりで、定番のものくらいしか流せず、昔のようにいろんな組織を入れたりの先染めとかは難しい、アパレル向けというのは量産想定では、意匠性のたかい大胆なものは作るリスクは高すぎる。すべてにおいてリスクが高いのでアパレル向けの先染めは、林与がオリジナル生地として作ったものを使っていただくのみに変更している。検査の必要なものは検査してもらって使っていただく形。
2025年02月03日
いろんな方との出会いもあって、いろいろと自分のできおうなことを40のころから動けたことが本当に良かったと思う。経験を積むために補助金なども活用して3倍くらいの経験に膨らませることができたし、補助金を取りながらも自分一人の時は、学生のような感覚で自分の判断信じて行動して、いろんな失敗の経験も積みながら、作業手順的なことも高めてゆく、仕事に何時から何時までみたいな普通の概念はなしでできることをできるだけ動いて、麻織物の可能叡見たいなことを織りの領域からいろいろと考えるだけでなく自分で作業してみて、自分の経験として理解もできたことは、普通は出来ない経験をできて、どうせこの仕事としてやるなら徹底的にやっておけてよかった。これは本当に思うことで、他の人に任せて仕事していることもあるが、なにか問題が解決できないときが多く、その仕事の問題を解決するのが自分の仕事みたいな部分があって、なるべく自分が解決しようと思って動いて来たから、やってこれたんだと思う。

普通はつくることが無理な織物をいろいろとつくることができたのも、そういう感覚でがむしゃらに動いてきたからだろうと思う。時代の流れとは逆行する形で、失われた何かを取り戻すような感覚で追い求めてたんだろうと思う。大統領がトランプに戻って、世界中がカネのためのどつきあいみたいな、一方で逆の側も、会社が違うだけで同じようにも思えるあたり。トランプはある意味言っていることがむちゃくちゃだけども正直なようにも思える。すごい高い理想をいってもその理想のために人々が犠牲になってもよいならそれでよいけども、検査基準、環境基準などはどんどんと高くなっているけども、みんなはたらかなくなってるのに誰がそれを達成するのか、クリアできないときに偽装が始まる。偽装してクリアしたことにするかみたいな結果。本当に苦しんでいる人々を救おうとする生き方もあるんじゃないかと思えたりする。

繊維産業というのは苦境にある人々を地道に働くことで炊受けることができるような部分があって、そういうのこそが誰もが見捨てたような貧農やまずいい農村でも自分たちが立ち上がって成り立たせて人々をすこしでも幸せにするというあたりから始まっていることが多い。繊維産業なんて言うのは、何十年の経験者でも食べていくのが睦魁夷とされていて、2次産業といわれるものから3次産業へ変わって、今の日本の繊維製品の自給率というのは1.5%だといっておられた。

昭和の時代の織物よりも織の部分ではより高度なものが求められてそれでなんとか林与は生き残れている部分があったりもするけども、普通に働いて誰でもが食べていけるような産業的な部分が残っていないといけないのかなあと思えたりする。小ロット多品種やジャストインタイム、ものをつくっているよりも、管理のほうが大変なこともあるし、物を作って作業の部分よりも労務管理や社会保険、インボイス、消費税、廃棄物処理、全部複雑なりすぎて、そういうのも専門の担当者に聞いたり、専門の方に詳しく聞かないと理解が睦会く、普通の会社の経営が全部法律を理解していろんなことを正しく処理していかないとならないというのは、複雑になり過ぎたりして、中小企業どころか、大企業でも、国際的な競争力は当たり前になくなる原因につながる。

法律の緩やかな海外的なやり方でないと成り立たない話。なぜ、ここまでいろいろなものごとが複雑になりすぎたのか。国自体がどんどんと苦しくなってそのしわ寄せがまた民間や国民にが問題で、取るを増やすしかないのだろうけども、お金の問題だけでなく手続きの煩雑さなどどこがデジタル化なのかと思う。デジタル化することもなかなかむづかしい手続きで、余計に複雑になって今うケースもある。