リネン日記
元気
2012年07月12日
昨日は、徹夜に近い状態でマス見本を織り上げて朝加工出し、朝11時に出発で、お昼過ぎから大阪でのJETROさんの商談会に参加させていただきました。余裕をもって出発するつもりが、今回もばたばたで会場に到着するとぎりぎりセーフ。3回目のホテルエルセーランのはずが、ホテルが新しすぎてホテル情報がカーナビになく、大阪駅周辺をぐるりぐるり回ってのホテル到着です。
すごく不思議なのは、計画を立ててもすべてがぎりぎりになってしまうこと、時間があればその時間をとことん使ってしまうので、全体的な時間の余裕というものがいつも生まれないのは駄目だろうなあと思います。完成できるものは完成したいなあという思いが強すぎて、壁にぶつかるとそれにすべての時間を費やしてしまうのがいつも時間が足りない原因です。
JETROの専門家の池田さんとも久しぶりにお会いしまして、パリの展示会のコーディネイトなどでお世話になったご報告ならびにいろんなヒントをいただきました。また、専門家武藤さんとも始めてお会いしまして、インド関連のお話を伺いました。世界で活躍をされている両氏が日本のものづくりのバックアップに動いてくださっておられます。
インターナショナルブランドの素材の専門家の皆さんに通常の林与のリネンのラインナップをご覧いただいたほか、近江上絣柄をプリントで再現するプロジェクトのコメントなどもいただいたことで、ここしばらく動いてきたことが現実のものとして新しいラインとして動いていきそうです。日本らしい柄のテイストを海外のブランドさんが良い感じに思ってくださっているのには、売れる売れないのことよりも、林与の曾おじいさんやおじいさんの作った柄が珍しく見てもらえてうれしく思います。