リネン日記
繊維ニュース
2012年07月20日
今朝は、繊維ニュースをご覧になられた東京の方からお電話をいただいて、まだ、見ていなかったので確認しましたところ、JETROさんのインテキ上海の説明会の記事と同じページに、林与の記事も載っていました。
今年のインテキ上海に向けては、リネン150番手の先染生地、近江上布プリント和柄シリーズ、藍染や草木染などのシリーズも検討をしていきたいと思っております。リネンで150番手を先染で織るというのは簡単なことではないのですが、ビンテージアイリッシュリネン140番手を先染で織る取り組みを行った成果を現行の糸にアプライいたします。
ビンテージアイリッシュリネンの風合いというものは、同じ細さであったとしてもまったく違う世界を感じさせますので、単に糸の細さの問題ではないのです。現行の150番手も手に入れることすら難しいのですが、その糸でどこまでアイリッシュリネンの風合いに迫ることが出来るのかが課題です。
近江湖東の産地でも、もう麻を織っているところはないといわれながらも、林与が麻を織り続けたことが結局、産地に麻織物を残し続けることにつながる。売れるものだけを作ろうとすると海外でもできる普通なバルクの世界、やっているからには日本の麻の味をしっかりと守り続けたり、特別なものづくりに挑戦したりするところに意味があるような気がします。
お客さん以外にもいろいろなテキスタイルメーカーさんもが林与のものづくりに興味を示してくださることがあります。もちろん普通のものづくりもしますが、他の同業の方が見られても特別に見える織物を形にしているところが存在している意味なのかもしれないと感じるところです。
今年のインテキ上海に向けては、リネン150番手の先染生地、近江上布プリント和柄シリーズ、藍染や草木染などのシリーズも検討をしていきたいと思っております。リネンで150番手を先染で織るというのは簡単なことではないのですが、ビンテージアイリッシュリネン140番手を先染で織る取り組みを行った成果を現行の糸にアプライいたします。
ビンテージアイリッシュリネンの風合いというものは、同じ細さであったとしてもまったく違う世界を感じさせますので、単に糸の細さの問題ではないのです。現行の150番手も手に入れることすら難しいのですが、その糸でどこまでアイリッシュリネンの風合いに迫ることが出来るのかが課題です。
近江湖東の産地でも、もう麻を織っているところはないといわれながらも、林与が麻を織り続けたことが結局、産地に麻織物を残し続けることにつながる。売れるものだけを作ろうとすると海外でもできる普通なバルクの世界、やっているからには日本の麻の味をしっかりと守り続けたり、特別なものづくりに挑戦したりするところに意味があるような気がします。
お客さん以外にもいろいろなテキスタイルメーカーさんもが林与のものづくりに興味を示してくださることがあります。もちろん普通のものづくりもしますが、他の同業の方が見られても特別に見える織物を形にしているところが存在している意味なのかもしれないと感じるところです。