リネン日記
分業
2012年10月11日
今日は海外に送金をしに行きました。海外からの生地の代金も送金も送金されてきました。送金というと実際にお金が動くのではなくて、銀行間での勘定の書き換えみたいなもの、国内と同じく1日とか2日後には送金が完了しているというスピーディーな時代です。
一方、物というのはなかなか動きがスローなもので、海外に輸出しようとすると輸出手続きにしてもかなり手間が掛かるというのが実情です。業者さんの力次第なのでしょうが、いくつ物業者さんが分業体制でやっていると本来はスムーズでないとならないのですが逆に時間とコストがかかります。
これは日本の産業に関してもいえるのかもしれません。織物というのもそうで、糸屋は糸屋、染屋は染屋、機屋は機屋、加工屋は加工屋、問屋は問屋、卸屋は卸屋、小売屋は小売屋みたいな、専業的な体制が敷かれて細分化されすぎているのでプロの仕事にはなりますが難しい時間がすごく掛かってしまいます。
世界をみていると今はそういうのではなかなか難しいという結論がありますが、一方で、もちつもたれつみたいな形で社会や文化として産業が発達するので、そういうのが魅力にところもあるのです。今の日本のものづくりが難しくなっているのもものづくりにともなうリスクの分散も含めてこういう分業的な体制がうまく行かないと新しい良いものが流れていきにくいということをいつも実感いたします。
一方、物というのはなかなか動きがスローなもので、海外に輸出しようとすると輸出手続きにしてもかなり手間が掛かるというのが実情です。業者さんの力次第なのでしょうが、いくつ物業者さんが分業体制でやっていると本来はスムーズでないとならないのですが逆に時間とコストがかかります。
これは日本の産業に関してもいえるのかもしれません。織物というのもそうで、糸屋は糸屋、染屋は染屋、機屋は機屋、加工屋は加工屋、問屋は問屋、卸屋は卸屋、小売屋は小売屋みたいな、専業的な体制が敷かれて細分化されすぎているのでプロの仕事にはなりますが難しい時間がすごく掛かってしまいます。
世界をみていると今はそういうのではなかなか難しいという結論がありますが、一方で、もちつもたれつみたいな形で社会や文化として産業が発達するので、そういうのが魅力にところもあるのです。今の日本のものづくりが難しくなっているのもものづくりにともなうリスクの分散も含めてこういう分業的な体制がうまく行かないと新しい良いものが流れていきにくいということをいつも実感いたします。