リネン日記
東京
2013年04月10日
今朝は、東京、新宿伊勢丹さんのリビング雑貨コーナーを見学、林与のリネン生地を使ったエプロンをコーナーに展示いただいていて、これからリネンの季節、他のプリント生地などに負けないくらいに素材感が出ていました。
午後には表参道のお店を覗いて、渋谷のお店に立ち寄り、夕暮れに二子多摩川のリネンバードさん。今回はリネンバードさんの10周年ということでお伺いすることがきっかけになりました。リネンバードさんというとリベコさんの生地がほとんどなのですが、このイベントのタイミングに合わせて林与がシャトルで小幅に織らせていただいた生地もお店で扱って下さってます。10周年の鳥をデザインしたオリジナル生地も見せていただき、デザインされた方にお話伺いました。
夜、レンタカーを返す前にアポを取って工房さんに立ち寄りました。職人さんたちが帰られたあと、外のデザイナーの方が作業をしておられ、自分自身の作品を自分で仕上げる姿勢というのは理想的で美しい。工場も戦後のレトロで、林与が失ってしまった世界、作業現場も味のあるまま残したほうが良いというのが、昔の作業現場の建物を片付けてしまった林与の感じるところ。
作業環境というのはものづくりする上で大事だなあと思うのです。作業現場にしても恵まれたものを求めようとするとできないことが増えてしまう。あるものを造るときに作られた道具など必要なくなっても、そういう道具や材料などが捨てられずに残っているのと残っていないのとでは大きな違いです。
今の時代、自分で道具や機械を作って、ものを造ろうとする人というのは少ないものですがそういうのって本当に大事。ものをつくるときにものを造る道具から自分で造ったり、修理したり。林与も昔の倉庫の道具を見ていても、おじいさんが自分でつくったり、鍛冶屋や大工さんに指図して造ってもらったものがほとんど。自分でものを考案して造っていくというところ、日本の織物の文化の形成と深く関わっています。
午後には表参道のお店を覗いて、渋谷のお店に立ち寄り、夕暮れに二子多摩川のリネンバードさん。今回はリネンバードさんの10周年ということでお伺いすることがきっかけになりました。リネンバードさんというとリベコさんの生地がほとんどなのですが、このイベントのタイミングに合わせて林与がシャトルで小幅に織らせていただいた生地もお店で扱って下さってます。10周年の鳥をデザインしたオリジナル生地も見せていただき、デザインされた方にお話伺いました。
夜、レンタカーを返す前にアポを取って工房さんに立ち寄りました。職人さんたちが帰られたあと、外のデザイナーの方が作業をしておられ、自分自身の作品を自分で仕上げる姿勢というのは理想的で美しい。工場も戦後のレトロで、林与が失ってしまった世界、作業現場も味のあるまま残したほうが良いというのが、昔の作業現場の建物を片付けてしまった林与の感じるところ。
作業環境というのはものづくりする上で大事だなあと思うのです。作業現場にしても恵まれたものを求めようとするとできないことが増えてしまう。あるものを造るときに作られた道具など必要なくなっても、そういう道具や材料などが捨てられずに残っているのと残っていないのとでは大きな違いです。
今の時代、自分で道具や機械を作って、ものを造ろうとする人というのは少ないものですがそういうのって本当に大事。ものをつくるときにものを造る道具から自分で造ったり、修理したり。林与も昔の倉庫の道具を見ていても、おじいさんが自分でつくったり、鍛冶屋や大工さんに指図して造ってもらったものがほとんど。自分でものを考案して造っていくというところ、日本の織物の文化の形成と深く関わっています。