リネン日記
2重織ストール
2013年11月21日
今日は2重織ストール。はじめの準備を私がしてつなぐなどの作業を職人さんにしてもらって、最後の織るための設定などが職人さんでは難しいということで、再度私が織り出しを行うという形で、2重織のストールの織り出し。
規格があってもなかなか形にするまでというのは、何十年の職人さんでも難しいことが多いのも事実。複雑な織物を作るというのはコンピュータプログラミングに似ているところがあり、ヒガエやドビーのメカニズムなどは織機がコンピュータの始まりといわれるほどに似ています。
ストールとして織り上げるためには細部の調整なども必要。耳を問題ない程度に仕上げるためにリネンのままだと難しいので綿の糸を数本入れたり、通し方の違うところを手直ししたり。見た目、90%程度織れるなあの状態まで見えてくると安心は出来ますが、これで最終というところまでの残り10%が、神経をたくさん必要とするところで実際には50%くらいの力を最後の10%の詰めに使うことになります。
規格があってもなかなか形にするまでというのは、何十年の職人さんでも難しいことが多いのも事実。複雑な織物を作るというのはコンピュータプログラミングに似ているところがあり、ヒガエやドビーのメカニズムなどは織機がコンピュータの始まりといわれるほどに似ています。
ストールとして織り上げるためには細部の調整なども必要。耳を問題ない程度に仕上げるためにリネンのままだと難しいので綿の糸を数本入れたり、通し方の違うところを手直ししたり。見た目、90%程度織れるなあの状態まで見えてくると安心は出来ますが、これで最終というところまでの残り10%が、神経をたくさん必要とするところで実際には50%くらいの力を最後の10%の詰めに使うことになります。