リネン日記
オーガニックリネン
2013年11月22日
今日は、朝、運送会社から電話があってリネン糸が到着。リニフィチオのオーガニックリネン40番手の糸も含まれていて、箱にはメイドインチュニジアの印。リニフィチオのオーガニックリネンも当初のイタリア紡績からチュニジア紡績に移行してしまっているのは、時代の流れなのだろうと思う。
10年くらい前になるでしょうか、私が最初に使ったリニフィチオのオーガニックリネンは、イタリア紡績で、糸はグリンの色味でした。リネンの糸としては珍しい色味で、あんまり好まれないかもしれない色味の気がしたものですがオーガニックらしいものかと不思議な気分がしたものでした。自分で加工まで仕上げてみると、しばらくのうちにベージュに変わっていきました。生きているなあと思えたものです。
今のオーガニックリネンは、通常のリニフィチオのチュニジアものと同じようなベージュ色、糸がしっかりとしまっている感じがして、見た目は60番手クラスではないのかと思うほど細く見えます。ロットによってばらつきなどあろうかと思いますが、仕上がってくるとどうなるのか。
名門といわれるハードマンズとリニフィチオ。ハードマンズも南アフリカでの生産に移行して、リニフィチオもチュニジア。今はアフリカがヨーロッパブランド糸の生産地になりつつあり、世界の繊維産業も、最終的にはアフリカが紡績、製織、加工、縫製の拠点となるという予測も多いものです。
10年くらい前になるでしょうか、私が最初に使ったリニフィチオのオーガニックリネンは、イタリア紡績で、糸はグリンの色味でした。リネンの糸としては珍しい色味で、あんまり好まれないかもしれない色味の気がしたものですがオーガニックらしいものかと不思議な気分がしたものでした。自分で加工まで仕上げてみると、しばらくのうちにベージュに変わっていきました。生きているなあと思えたものです。
今のオーガニックリネンは、通常のリニフィチオのチュニジアものと同じようなベージュ色、糸がしっかりとしまっている感じがして、見た目は60番手クラスではないのかと思うほど細く見えます。ロットによってばらつきなどあろうかと思いますが、仕上がってくるとどうなるのか。
名門といわれるハードマンズとリニフィチオ。ハードマンズも南アフリカでの生産に移行して、リニフィチオもチュニジア。今はアフリカがヨーロッパブランド糸の生産地になりつつあり、世界の繊維産業も、最終的にはアフリカが紡績、製織、加工、縫製の拠点となるという予測も多いものです。