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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

説明会

2014年05月23日

今日は、イタリアのミラノウニカの説明会が赤坂のJETRO本部であったものの、会場に遅刻して到着して、JETROの7階で会場を見つけられず、結局、終わったタイミングで会場到着。イタリアに行くために飛行機の便を決めたり、いつ会場入りするべきかなど、事務局の方から個別に説明貰ってなんとか助かりました。

その後、アドバイザーの方との個別面談でも、林与の強みを打ち出していけばよいというアドバイスを貰ってそれを実行しようと思っております。MUやインテキ上海は秋冬展ですが、林与らしく、麻100%リネン100%で攻めていきます。海外の春夏展であっても、麻やリネンの会社というのは非常に少ないものです。また、一年中麻織物を織っている会社というのも日本ででも珍しく、そういうのは逆に強みではないかと思うのです。

リネンの超細番手に近江上布プリント柄を載せただけでなく、スーパーコンフォートなリネンに仕上げてみました、林与ジャパンプロジェクト。ターゲットはリネンの本場ヨーロッパ。ヨーロッパのリネン通たちをうならせることが出来るのか、どうか。秋冬展にリネンで出展すると、リネン愛好家のブランドの皆様には一年中リネンを探しているということで好評であったりして悪くはないのです。

滋賀県のある駅の近くのSPAのお店で、「麻」を大々的に謳って売りが始まっている。モダールのストールとリネンのストールが同じ場所で販売されている。モダールはトロトロ。リネンはカチンコチン。これでは、リネンを選ぶ勇者探しかみたいなリネンに不利な状況。「麻」を謳いながらも、円高と海外でのコスト高からか番手にしても太いものを薄く織るようなクオリティダウンでのコストダウン、SPA商品のリネンの品質が高くなっているのを感じていただけに残念に思う。そういうカチンコチンのリネンでも最初硬くても、使いこんでいくと風合いがよくなってくるものだろうけど。


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