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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

テキスタイルマルシェ最終日

2014年06月10日

今日は午前中、大学の同級生の女性の方が林与が阪急うめだにいるということで会いにきてくれ20年ぶりでしょうか。会計事務所で働きながら、ご主人の実家の仕事の手伝いをされているということで、引き継いだ自営業の大変さも背負われているような似ている境遇も持っておられ、まあ、何よりも会いに来てくださったこと嬉しかったです。

大学でも教室で学んだことは現実には通用しない無意味なことが多く、人間関係などはサークル活動などの先輩後輩関係などからかと思います。大学当時に卒業された先輩が久々に京都にこられることがあって、マージャンをしようということになってその先輩はマージャンのルールもしらないくらいで弱いので、当たり前に負けて、電車賃もないというのを後輩たちは笑っていましたが、朝に牛丼屋に行って、勝った後輩たちは朝になって牛丼を先輩に奢ろうとするのですが、先輩の靴下から隠していた1万円札が出てきてマージャンで負けても、牛丼も先輩らしく後輩に奢るということを当たり前にされるのです。自分たちが子供だなあと思える瞬間で、先輩というのはやはり先輩らしいなあと感じるものです。人に対する優しさというのは、自分に対する厳しさなのだろうと。

テキスタイルマルシェの最終日ですが、今日も3件仕事の関係での打ち合わせ的なお出会いもあって、生地の即売に留まらないプラスアルファな広がりもあります。産地直売のメリットというのは、作り手としては、自分がお勧めのものを直接消費者に見てもらえることや、どの生地が人気なのかがよくわかることです。買い手からすると、本物を買えると言うことが大きな意味で、なかなか産地物を謳っていても、他産地や海外生地だったりすることが多く本物にめぐり合えることが少ないなか、実際に作っている現場の人から話を聞きながら買える確かさは無比だといえます。

主催の方も今回はたくさんのお客様にお越しいただいて、やっていることに手ごたえを感じたといっておられました。次回はまだ計画中のようですが、9月の中ごろから後半にも同じ会場で行われるような流れになりそうです。また、みなさん楽しみに見に来て下さいね。


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