リネン日記
割り切り
2014年10月30日
地元の繊維産業の中にも、日本の生活水準が上がっているのでそれにつれて自分たちの境遇も合わせて上がっていかないのはおかしいというようなことを聞くのです。でもそれって自分たちが生み出して行かないとならないのに、昔以上に仕事の量も何分の一になってしまっているのに、自分たちの待遇は上がっていくのが当たり前というのは、どこから来た日本文化なのだろうかと考えていくと、戦後出来上がった年功序列型の影響が大きいのだろうと思えます。
日本の産業というのは一般的に30年くらいで衰退していくものがほとんどで、その原因の一つには終身雇用的と年功序列的な制度で競争力がなくなってしまうということが大きいものです。ひと世代が終わるときに産業が終わってしまうという永続性のない構造はなんとかしないとならないといえます。
日本の産業というのは一般的に30年くらいで衰退していくものがほとんどで、その原因の一つには終身雇用的と年功序列的な制度で競争力がなくなってしまうということが大きいものです。ひと世代が終わるときに産業が終わってしまうという永続性のない構造はなんとかしないとならないといえます。