リネン日記
ギア
2014年12月25日
織機のギアというのは、35のギアなら35個ギザギザがある。80のギアなら80個ギザギザがある。ギアというのは2つを使う、基底のギアは、林与にある織機の場合には37で、基底のギアに37を使うと、ほかのギアの数値がインチ当たりの本数となる。
打ち込み本数というのは2つのギアの組み合わせで決まるのだが、普通職人たちは、ギアの組み合わせの表を使う。私自身は、ギアの比率を計算して割り出すので表を使う必要はない。
まあ、ギアにしても理論知的なものなので、あまり小さいギアを使うと回らなかったりすることもある。そういうのは経験的に学ぶことだが大事で、そういうのが判っていないと、頭で何でもできるような勘違いに繋がる。
織機には、いろいろなところにギアが使われている。ギアは通常、削り出しでなく、鋳物である。鋳物の世界というのは非常に強く、案外角が丸くなっても正確に動き続けるものだ。削り出しのギアだと精密すぎて逆にギクシャクする。
打ち込み本数というのは2つのギアの組み合わせで決まるのだが、普通職人たちは、ギアの組み合わせの表を使う。私自身は、ギアの比率を計算して割り出すので表を使う必要はない。
まあ、ギアにしても理論知的なものなので、あまり小さいギアを使うと回らなかったりすることもある。そういうのは経験的に学ぶことだが大事で、そういうのが判っていないと、頭で何でもできるような勘違いに繋がる。
織機には、いろいろなところにギアが使われている。ギアは通常、削り出しでなく、鋳物である。鋳物の世界というのは非常に強く、案外角が丸くなっても正確に動き続けるものだ。削り出しのギアだと精密すぎて逆にギクシャクする。