リネン日記
シミュレーションソフト
2015年01月22日
先日、島精機の方がコンピュータシュミレーションソフトのセールスに来られた。以前だと、コンピュータの上で色出しをできることが利点であり、今もそれはそうかもしれないが、現実、コンピュータの上で出した織柄を現実のものにしようとするといろんな制約がある。
たとえば、一つの織物に10色使って、3配色作ったとして、およそ30の色糸が必要になるとか。それが現実にできれば力強い先染織物が可能だが、現実30色染めるなんてことは、見本、本番の2段階の作業を考えると60回の染が必要なことになる。パンクしてしまうだろう。
数色で力のある先染めを実現できる能力こそ求められており、コンピュータソフトも現実に即した使い方をできるのかできないかのあたりだろうといえる。
テキスタイルデザインでも懲りすぎると見本と本生産の2回の流れをこなせないことが多い。見本と本生産の間、機をそのまま2ヶ月とか遊ばせておかないとか。多品種展開するといろいろな無駄が出てくるので、そういうのを吸収できるくらいの設備のキャパも必要だ。
たとえば、一つの織物に10色使って、3配色作ったとして、およそ30の色糸が必要になるとか。それが現実にできれば力強い先染織物が可能だが、現実30色染めるなんてことは、見本、本番の2段階の作業を考えると60回の染が必要なことになる。パンクしてしまうだろう。
数色で力のある先染めを実現できる能力こそ求められており、コンピュータソフトも現実に即した使い方をできるのかできないかのあたりだろうといえる。
テキスタイルデザインでも懲りすぎると見本と本生産の2回の流れをこなせないことが多い。見本と本生産の間、機をそのまま2ヶ月とか遊ばせておかないとか。多品種展開するといろいろな無駄が出てくるので、そういうのを吸収できるくらいの設備のキャパも必要だ。