リネン日記
順番に繋ぐ
2015年02月25日
織物で順番につなぐという基本の作業があるけども、それが出来ない人が多い。繋ぐ前にはアゼが取ってあって、順番も決まっているのに、それを無視して適当に繋いでしまうタイプの人というのが多いのだ。難しい作業でもないのだが、一本一本順番に正しく繋いでいかないとならない。
そういう単純な仕事もできない人というのは教えて仕事してもらうということは本当に難しく一つ一つ正しくするということ自体に、拒否反応があったりもする。慣れるとスピードを上げていく必要があって、一定の速さになると織機を動かしながらその作業をしてようやく糸をつなぐという前提作業が一人前にできるようになったといえる。最初できない人というのは、いつまでたっても一人前には慣れないことがほとんどで、この仕事で食べていける人いけない人の差というのはハッキリとしているものだなあと思う。
集中力と忍耐の両方が必要で糸を繋ぐ仕事自体が無の領域に達しないと、糸を繋ぐ作業は苦であり続けるだろう。時とともに上達するのかというと、普通は慣れると落ちていくタイプの人が多いもので、長いことやっているからといって上手とは限らない。仕事を当たり前に受け止めてできるということが当たり前でないとなかなか仕事として成り立たないのだが、そういう考え方が出来る人というのは少ないのを感じる。
そういう単純な仕事もできない人というのは教えて仕事してもらうということは本当に難しく一つ一つ正しくするということ自体に、拒否反応があったりもする。慣れるとスピードを上げていく必要があって、一定の速さになると織機を動かしながらその作業をしてようやく糸をつなぐという前提作業が一人前にできるようになったといえる。最初できない人というのは、いつまでたっても一人前には慣れないことがほとんどで、この仕事で食べていける人いけない人の差というのはハッキリとしているものだなあと思う。
集中力と忍耐の両方が必要で糸を繋ぐ仕事自体が無の領域に達しないと、糸を繋ぐ作業は苦であり続けるだろう。時とともに上達するのかというと、普通は慣れると落ちていくタイプの人が多いもので、長いことやっているからといって上手とは限らない。仕事を当たり前に受け止めてできるということが当たり前でないとなかなか仕事として成り立たないのだが、そういう考え方が出来る人というのは少ないのを感じる。