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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

桜満開

2015年04月04日

桜というのは1年に一度なので、人生でも普通100回も経験をしないもの。無料で風景を楽しめるというのは贅沢なことだなあと思える。花より団子という言葉があるけども、桜をみたいというような気持ち、大事にしたいところ。

別に祭りにすることもないし、食べ物も必要ない。桜の色を眺めるだけで、満ち足りる感じに思う。桜はそもそも大陸から渡ってきたものだろうが、それが日本の昔の人の技術で品種改良されて、日本で独自に進化し、より美しく見えるものに変えられてきた。鎖国していたことで、自分たちで生み出していく高まったのだろうと思う。菊は品評会などあるけども、樹木というのは、桜もやはり寺社仏閣の権威の象徴でもあったろうから、寺院を建てるのを同じく大きなお金がつぎ込まれていたのだろうと思う。

近江上布はほとんどが草木文様ながらも、柄の中には桜のモチーフがない。桜というのは浮世すぎるからだろうか。


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