リネン日記
難儀
2015年05月09日
違う色の糸を2色で柄を織るのは簡単なのだが、糸の色が似た2色を織るのは難しいという問題?があったりします。それは、織物を織っている人というのが一生懸命に柄が正しいかどうかを見極めようとしながら織っているものの見分けがつきにくく、正かどうかわかり難いのですごく不安になります。
織物を織るのには、正誤を判定する判断力は大事で、それは必ずしも視力が良い悪いだけではないのですが、視力が良い若い人は織るのが上手だったりするものです。年をとるとどうしても視力が衰えていくので、キズなど見えなくなるもので、今私も46歳で、同年代以上の人というとなかなか細かいものをみるのは苦手になっておられる人がほとんど。
あと黒い糸を織るのは本当に難しいもので、白い糸を織る場合の5倍くらい神経を使います。麻の場合、縦糸が切れやすいと、糸を筬に通す作業が頻繁に発生し、そのたびにどこの目に糸を通してよいのか難儀します。麻糸が切れやすいことが何倍も麻の黒の先染めを織ることを難しくさせます。
織物を織るのには、正誤を判定する判断力は大事で、それは必ずしも視力が良い悪いだけではないのですが、視力が良い若い人は織るのが上手だったりするものです。年をとるとどうしても視力が衰えていくので、キズなど見えなくなるもので、今私も46歳で、同年代以上の人というとなかなか細かいものをみるのは苦手になっておられる人がほとんど。
あと黒い糸を織るのは本当に難しいもので、白い糸を織る場合の5倍くらい神経を使います。麻の場合、縦糸が切れやすいと、糸を筬に通す作業が頻繁に発生し、そのたびにどこの目に糸を通してよいのか難儀します。麻糸が切れやすいことが何倍も麻の黒の先染めを織ることを難しくさせます。