リネン日記
TPP コメ10万トン
2015年07月22日
TPPで米国から無関税でのコメの輸入量を10万トン未満とすることになりそうで、5分の1くらいの値段で相当量のコメが日本の市場に流通することになる。今まで、10kg3000円くらいだったものが、10kg500円とかになる可能性は高く、繊維と同じような状況をコメ農家も経験することになる。
30年もすれば一気に日本のコメが壊滅状態になるだろう、国に従って農業を守ってきたものが、食べていくことすら難しい状況に陥る。今でもとんとんくらいの兼業農家が多いのに、これからは、基本つくれば大きなマイナスという状況に陥るだろう。繊維産業が消えていったのと同じく兼業農家は消えていく流れになるだろう。
現在、減反政策をしていてもまだ安いコメが入ってくるとなると地価の下落も加速することになろう。滋賀県なんて田んぼが住宅地を限定してしまっていたのに、3反田ひとつで、100人くらいが住める住宅地に変わる。外圧ですべてが崩れ始める。競争とか自由貿易というものだろうが、農家にとってはモラルというものが180度変わるに等しいだろう。
30年もすれば一気に日本のコメが壊滅状態になるだろう、国に従って農業を守ってきたものが、食べていくことすら難しい状況に陥る。今でもとんとんくらいの兼業農家が多いのに、これからは、基本つくれば大きなマイナスという状況に陥るだろう。繊維産業が消えていったのと同じく兼業農家は消えていく流れになるだろう。
現在、減反政策をしていてもまだ安いコメが入ってくるとなると地価の下落も加速することになろう。滋賀県なんて田んぼが住宅地を限定してしまっていたのに、3反田ひとつで、100人くらいが住める住宅地に変わる。外圧ですべてが崩れ始める。競争とか自由貿易というものだろうが、農家にとってはモラルというものが180度変わるに等しいだろう。