リネン日記
あぶら糸
2015年09月19日
普段使っている銘柄の糸であぶら糸が時折交じりこむ状態の整経で頭の痛い問題だが、紡績工場もこういう現象というのは時折起こってしまうということで、それに対しての補償もするということなので、林与としても自分の努力で解決も考えてみる。
結局、整経の巻取りのときに二人掛りで半日掛けて糸を何百本と差し替えるという方法で、ほとんどを取り除くことが出来た。ワラと呼ばれる異原子がらせん状にまいて黄色っぽいところなども通常よりも多く同時に取り除く。今までこんなことは少なく珍しいケースである。3ケースのうちのどれか箱の1つの中の糸のいくつかに問題があったのだろう。
糸を買ってからも糊付けチーズアップで2ヶ月ほど掛けていて、国内在庫も限られている糸なので、整経の途中で流れる糸を眺めていて違和感を感じ、大きな問題になるだろうと思っていただけに、解決ができてよかったと思う。こういうところも自分で仕事をする強みで問題をそのままにして大きくなることはない。
異原子や汚れが糸の問題で、50cmとか1mとか縦に1本走るようなことが頻繁に起こってしまうとせっかく反物を織り上げても本当にもったいないこと。紡績の問題であろうが、自分の目の届く範囲ではできる限りの対応はこなしたい。
結局、整経の巻取りのときに二人掛りで半日掛けて糸を何百本と差し替えるという方法で、ほとんどを取り除くことが出来た。ワラと呼ばれる異原子がらせん状にまいて黄色っぽいところなども通常よりも多く同時に取り除く。今までこんなことは少なく珍しいケースである。3ケースのうちのどれか箱の1つの中の糸のいくつかに問題があったのだろう。
糸を買ってからも糊付けチーズアップで2ヶ月ほど掛けていて、国内在庫も限られている糸なので、整経の途中で流れる糸を眺めていて違和感を感じ、大きな問題になるだろうと思っていただけに、解決ができてよかったと思う。こういうところも自分で仕事をする強みで問題をそのままにして大きくなることはない。
異原子や汚れが糸の問題で、50cmとか1mとか縦に1本走るようなことが頻繁に起こってしまうとせっかく反物を織り上げても本当にもったいないこと。紡績の問題であろうが、自分の目の届く範囲ではできる限りの対応はこなしたい。