リネン日記
三代の図
2015年12月27日
近江商人の流れを汲む塚喜商事の塚本喜左衛門氏の小冊子「近江商人の里の子供たち わたしの五個荘むかし話」を頂戴した。わたしは次の世代にあたるであろうが、似たような要素をもって育っているので、商いの道の方向性を、しっかりと家業として守られているところ立派だなあと思える。
その中に、三代の図というものがあって、床の間の掛け軸だろうが、綺麗な美しいものというよりも、教訓めいてて恐ろしいのだが、大きく商いを守るということは勘違いしてはいかんということだろうなあと思う。
その掛け軸の1代目は、真っ黒になって夫婦で大汗かいて働いている創業者の図。2代目は、仕事をせんと自分の愉しみごとにうつつをぬかしている。三代目が乞食になって、赤犬に吼えたてられている図。
まったくよくあるパターンで、日本の国にしてもこの三代の図に当てはまろうかと思える。戦争に行って帰ってきた世代、戦後の高度成長、そして生まれたときから国の借金の返済や年金問題を背負わせられている世代。
その中に、三代の図というものがあって、床の間の掛け軸だろうが、綺麗な美しいものというよりも、教訓めいてて恐ろしいのだが、大きく商いを守るということは勘違いしてはいかんということだろうなあと思う。
その掛け軸の1代目は、真っ黒になって夫婦で大汗かいて働いている創業者の図。2代目は、仕事をせんと自分の愉しみごとにうつつをぬかしている。三代目が乞食になって、赤犬に吼えたてられている図。
まったくよくあるパターンで、日本の国にしてもこの三代の図に当てはまろうかと思える。戦争に行って帰ってきた世代、戦後の高度成長、そして生まれたときから国の借金の返済や年金問題を背負わせられている世代。