for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ドーピング

2016年06月05日

シャランポワ選手が、10年のメルドニウム摂取が明らかになり、世界ランキングNO1のような健康な体に、心臓疾患を患う人が摂取するような薬が常用されていたということは、ショッキングなことである。それがこの3月から世界アンチドーピング機構によって禁止薬物になり、それに引っかかってしまったことで、シャランポワ選手のプロとしての選手生活のほとんどでの薬物常用が明らかになった。

オリンピック選手というのは、急死するような危険を伴う。一番くらいに有名なのは急死した女性スプリンタージョイナーさんで、サプリメント会社の広告塔でもあり、急死されたことが健康を謳うサプリメント会社のイメージを損なう結果ともなる。アメリカではサプリメントを薦めるようなサプリメント教育があるのだが、裏ではロビー活動が盛んで、薬と紙一重の栄養補助食品。薬と同じ薬効をもっていれば、天然由来でも注意は必要。

健康によいはずのウコッケイの卵を一日3個食べていた人が急死したという怖い話も実話として近い方から聞くと、急死した理由が普通とは違うウコッケイの卵3個の常用に結びついてしまうのは仕方のないところである。天然由来でも怖いのが、健康関連は実績があるのかないのかというところ、ちゃのしずく石鹸とかも、粒子を細かくしすぎたせいで、アレルギーを引き起こすような問題に繋がったとされる。天然のものが天然に近い形だとよいけども、科学的にと思えるほどに変えてしまうと別の性質を持ち始める怖さがある。

野菜をそのまま摂取するのと、ビタミン剤として摂取するのとでは、ビタミン剤として摂取するほうが効率がよく、体によいように思われがちだが、これが薬的な考え方。本来、体というのは野菜を食べて消化してそこから栄養を取るのが自然な姿で、そのステップを飛び越えて効率的に栄養を取ろうとすると、体が退化する現象が起こる。消化するという体の機能が退化するのだ。ハンバーガーとビタミン剤で健康な生活が保たれるようなイメージは、健康な人の体のことを考えると体に良くないの典型だろう。


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内