リネン日記
加工上がり
2010年03月08日
今日は、朝に加工屋さんから反物が上がってきました。特別な仕様を検討し加工を挙げてもらいまして非常に良い感じの仕上がりです。10種類くらいのマス見本が出来上がってきたでしょうか。色柄が華やかな先染のチェックばかりなので、カットしていて楽しくなってきます。色耳付きのオーガニックリネンPROシリーズの生成とオフも上がってきました。ベーシックな、無地は売り切れになってしまいお待たせいたしましたが、販売を再開いたします。
他に、オーガニックリネン糸を使用したものではありませんが、通常のシャトル織リネンのシリーズとしまして、ソフト仕上のリネンを、L25、L43、L66で生成とオフ白ご用意いたしました。ベーシックな定番素材ですが、他とは違う林与クオリティです。
出来上がったマス見本を眺めておりますと、総マスばかりで、どれも楽しい感じです。色柄というのは人それぞれに好き嫌いがあって当然だと思います。今回、林与は、20代、30代のレディース向け、かつ、お家で着るという想定で楽しい色柄のものをクリエートいたしました。カジュアル向けではありますが、林与の品質は保っております。
林与の素材は、百貨店ブランドへのご提案だけでなく、日本のテレビ司会者を代表される方のテレビ番組に出られるとき衣裳の生地や非常に知名度の高い女性ゴルフ選手が着用いただくシャツなどにも使っていただくようなこともあるのが林与の素材です。単に、日本の麻業界の老舗というだけでなく、100年以上、麻の業界において、普通とは違うものや最高のものを求めつづけたいと常に思い続けている証なのではないかと思います。
品質面では世界的にみても一級のものづくりをできるだけのチームワークを整えており、林与の素材は、一般的に見受けられる資材系的な普通なものが少ないのです。キバタなどは糸質を除いては普通に見えるかもしれませんが、たとえば、見えないところでは、生成やオフ白のキバタなどは糊や糸道油を付けずにシャトルで丁寧に織るなどナチュラルへのこだわり、環境への配慮、かつ、後のご家庭での水洗いのみでの仕上げを想定した配慮も多いです。
いろいろと、糸のこと、染のこと、加工のことをどうすればよいのか悩んでいるのが、私自身、林与の四代目で、それを相談し支えていただいているのが、日本の麻業界を支えておられる大御所さんや日本の麻織物本場近江湖東産地の麻業界の中でもモノづくりを知る本当のプロたちです。産地においても林与以外では、麻100%ものを織り続けることが難しくなりつつあり、いつのまにか、日本の麻織物の産地でも、実際に麻を織り続ける最後の麻機屋と言われるほどになってしまっています。今、産地では、麻を織ることなくして、本当に近江湖東産地が麻織物の本場と言えるのかという問題にも直面し、地元の麻業界からも、本場の麻織を守らねばならないよと、たくさんの応援もいただいております。
他に、オーガニックリネン糸を使用したものではありませんが、通常のシャトル織リネンのシリーズとしまして、ソフト仕上のリネンを、L25、L43、L66で生成とオフ白ご用意いたしました。ベーシックな定番素材ですが、他とは違う林与クオリティです。
出来上がったマス見本を眺めておりますと、総マスばかりで、どれも楽しい感じです。色柄というのは人それぞれに好き嫌いがあって当然だと思います。今回、林与は、20代、30代のレディース向け、かつ、お家で着るという想定で楽しい色柄のものをクリエートいたしました。カジュアル向けではありますが、林与の品質は保っております。
林与の素材は、百貨店ブランドへのご提案だけでなく、日本のテレビ司会者を代表される方のテレビ番組に出られるとき衣裳の生地や非常に知名度の高い女性ゴルフ選手が着用いただくシャツなどにも使っていただくようなこともあるのが林与の素材です。単に、日本の麻業界の老舗というだけでなく、100年以上、麻の業界において、普通とは違うものや最高のものを求めつづけたいと常に思い続けている証なのではないかと思います。
品質面では世界的にみても一級のものづくりをできるだけのチームワークを整えており、林与の素材は、一般的に見受けられる資材系的な普通なものが少ないのです。キバタなどは糸質を除いては普通に見えるかもしれませんが、たとえば、見えないところでは、生成やオフ白のキバタなどは糊や糸道油を付けずにシャトルで丁寧に織るなどナチュラルへのこだわり、環境への配慮、かつ、後のご家庭での水洗いのみでの仕上げを想定した配慮も多いです。
いろいろと、糸のこと、染のこと、加工のことをどうすればよいのか悩んでいるのが、私自身、林与の四代目で、それを相談し支えていただいているのが、日本の麻業界を支えておられる大御所さんや日本の麻織物本場近江湖東産地の麻業界の中でもモノづくりを知る本当のプロたちです。産地においても林与以外では、麻100%ものを織り続けることが難しくなりつつあり、いつのまにか、日本の麻織物の産地でも、実際に麻を織り続ける最後の麻機屋と言われるほどになってしまっています。今、産地では、麻を織ることなくして、本当に近江湖東産地が麻織物の本場と言えるのかという問題にも直面し、地元の麻業界からも、本場の麻織を守らねばならないよと、たくさんの応援もいただいております。