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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

外はクリスマス

2016年12月24日

林与は今日は午後からお客様で、同じ集落の方のお友達の方が草津でお店をされているということで、お二人でお越しになられ、お店で販売する洋服の生地を探しにこられた。すでに産地の企業さんの生地もお使いになられているということで、林与という会社は問屋さん経由でブランドアパレル向けの生地の生産に特化していたので、地元で使ってもらっているケースというとDENさんくらいだったりもする。それもDENの北山さんに聞いた話によると、長浜の商店街の空き店舗対策で、アンテナショップをつくろうとされた長浜の縫製の方が5人おられて、そこに林与と北川織物さんが素材提供で入って、セブンシーズという名前で10年以上前に始まったのが今のDENさんへのいきさつだという。そういえばアメリカから帰ってきて今の仕事に就いて、まだ立ち上がったばかりのセブンシーズの展示会イベントを見に行ったことが思い出される。懐かしいなあ。今も織物の世界でも林与は外の世界を知らず浮いているかもしれんけど当時も何も分からず浮いていただろうなあ。

今日のお客様は草津の八百久さん、江戸時代からのご商売で草津では老舗のお店で和の世界の生活雑貨などを主軸に取り扱われているお店。ワンピースなどの洋服にする麻生地をお探しにお越しで、特別に倉庫や工場の中も見てもらう。近所のおばちゃんも初めて倉庫の生地や工場の中を見てもらう。在庫や織機を眺めてもらうと理路整然としたほかの会社とは違うけど、いろんなものごと抱えながら本格的にやっているなあと感じてもらえると思う。この本格さこそが林与が仕事を続けている意義であって、普通の会社には必要もない気合で成り立っているようなものなのだ。

話は変わりますが、林与の生地を使った製品を手に入れるということで、東京方面では、山神シャツの山神さんにも生地をお使いいただいていて、林与の麻生地で本格的なオーダーシャツをつくりたいと思われている方があられましたらネットでご検索いただき山神シャツさんのイベントもお伺いください。


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