リネン日記
蒸器試運転
2017年10月10日
今日は蒸器の試運転。装置の上に乗せる木箱をつくる作業からで、コメリでコンパネを買って大きな長方形の箱を作る。心配していたのが、蒸気が十分に発生するのかという点と、発生した蒸気が箱から漏れないかどうかという点。100度で10分から15分蒸して反応染料を反応させる必要がある。
箱もいい感じで出来上がってから、スイッチをいれる。10分ほどで蒸気がかなり出始め、箱を設置して蓋を載せる。しばらくして箱を空けると蒸気が漏れ、やけどしそうなくらいに熱々で、外への熱の漏れもほとんどなく、中だけが蒸気で強烈に充満している一番理想的な状態。中も蒸気が水滴化して結露しているということもないので、水が垂れて捺染した部分がにじんだりもすることはないだろう。
1年目からの最初の構想で、こんなものができればよいなあと頭の中に描いていたがそのままのものが出来上がって機能する。最初の1年目は染の技法の確立からで、自分で木とステンレスのピンを買って捺染台をつくった、また、蒸器も鍋を改良してつくった。そんな手製の機材の中からいい感じに絣のストールが10柄生まれた。2年目幅の広いものを織るため機材を大型化するにあたり、捺染台もパーツの加工をプロに頼んで、蒸し器も信頼できるプロのアドバイスをもらった。これもまた偶然にアドバスをもらえる流れになって不思議といえば不思議で、恵まれているなあと思う。
2年目の今年はワンピース用の生地ということで、幅もより広く、長さもより長くつくる必要があるので、今日の機材の完成が到達できるのかできないのか心配をしていた。これから実際の捺染と織りに入る。楽しみである。
箱もいい感じで出来上がってから、スイッチをいれる。10分ほどで蒸気がかなり出始め、箱を設置して蓋を載せる。しばらくして箱を空けると蒸気が漏れ、やけどしそうなくらいに熱々で、外への熱の漏れもほとんどなく、中だけが蒸気で強烈に充満している一番理想的な状態。中も蒸気が水滴化して結露しているということもないので、水が垂れて捺染した部分がにじんだりもすることはないだろう。
1年目からの最初の構想で、こんなものができればよいなあと頭の中に描いていたがそのままのものが出来上がって機能する。最初の1年目は染の技法の確立からで、自分で木とステンレスのピンを買って捺染台をつくった、また、蒸器も鍋を改良してつくった。そんな手製の機材の中からいい感じに絣のストールが10柄生まれた。2年目幅の広いものを織るため機材を大型化するにあたり、捺染台もパーツの加工をプロに頼んで、蒸し器も信頼できるプロのアドバイスをもらった。これもまた偶然にアドバスをもらえる流れになって不思議といえば不思議で、恵まれているなあと思う。
2年目の今年はワンピース用の生地ということで、幅もより広く、長さもより長くつくる必要があるので、今日の機材の完成が到達できるのかできないのか心配をしていた。これから実際の捺染と織りに入る。楽しみである。