リネン日記
新しい加工
2017年11月02日
今、自分自身にとっては織物の新しい加工に取り組んでいる。柔らかくシワになり難い麻を目指す。このメリットは、小ロット、クイックレスポンスという対応も兼ね備えているところで、今後、林与の生地の風合いの特色のひとつとなっていくものと考える。林与のナチュラル仕上げを一歩踏み込んだ形で、ナチュラル仕上げの3倍ほどの時間を要することになる。
今は世界中、やわらかいリネンストールも今は普通になったが、当時は麻のストールといえば、腰のあるものや濡れ雑巾をしぼったようなものがほとんどだったのに、やわらかいリネンストールができないものかと細番手で織り上げて林与が会社の中でリネンストールを柔らかくしようと洗ったところから始まった。ほかの人に頼んでもなかなか難しいことが自分の手の中では簡単にできたのが不思議だったが、織りだけでなく、そういう切っ掛けから、加工や染のことをやったり、糸の仕入れなどトータルに自分でこなしていくようになった。
今回の新しい加工も、見せるのはこの春夏物向けからプレゼンをしていこうと考えている。ナチュラルな風合いながら柔らかくシワになりにくいリネン。ただ、手間が掛かりすぎるので、卸売りはせず、当初は切り売りベースでの販売になろうかと考える。この加工方法もオーガニックなので、従来の生地では難しいアレルギー体質の方やベイビー用途にも対応できるのではと思う。
今は世界中、やわらかいリネンストールも今は普通になったが、当時は麻のストールといえば、腰のあるものや濡れ雑巾をしぼったようなものがほとんどだったのに、やわらかいリネンストールができないものかと細番手で織り上げて林与が会社の中でリネンストールを柔らかくしようと洗ったところから始まった。ほかの人に頼んでもなかなか難しいことが自分の手の中では簡単にできたのが不思議だったが、織りだけでなく、そういう切っ掛けから、加工や染のことをやったり、糸の仕入れなどトータルに自分でこなしていくようになった。
今回の新しい加工も、見せるのはこの春夏物向けからプレゼンをしていこうと考えている。ナチュラルな風合いながら柔らかくシワになりにくいリネン。ただ、手間が掛かりすぎるので、卸売りはせず、当初は切り売りベースでの販売になろうかと考える。この加工方法もオーガニックなので、従来の生地では難しいアレルギー体質の方やベイビー用途にも対応できるのではと思う。