リネン日記
新年あけましておめでとうございます
2018年01月01日
あけましておめでとうございます。昨晩、横浜に住んでいる弟が帰省して久しぶりにあう。昨晩は早く寝て万全の体調で新年、毎年よりも好調なスタート。朝8時から今年の仕事が始まる。1月5日が仕事はじめのところが多いので、1月5日の加工出しを目標にいろいろな仕事を織り進める。
昨日は、シャトルの管や木管を裸にする機械(名前ありません)のVベルトが切れていたので、それを補修するためにVベルトをコメリに買いにいった。Vベルトは農業用の機械にも使われているので汎用部品としてコメリのような日曜大工センターにも売っている。コメリで買うものは値段は手ごろであるけどもやはり強度が低いなあと思うことが多く、工業機械専門のお店で買うほうがミツビシとかのしっかりしたものが手に入る。ミツビシのVベルトも以前は国産だったのだが、今は海外さんになって安くなったが残念に思う。
日本というのは品質重視だったので、日本製よりも海外製がよければ海外製のものを高くても使っていたのだが、日本のものづくりが消えてしまった感がある。部品の材料にしても神戸製鋼の問題なんかも大いに絡んでいて特注に謳っていようが実質はJIS規格程度のものしか手に入らなくなってきた。日曜大工につかえても何十年も使う産業用部品としては耐久性がまったく足りないのである。日本のものづくりが部品から海外さんに移行してゆくと機械からして海外の水準と並んでしまう。部品からして一番よいものが海外産ということになりつつあるのだ。
海外の人のほうが働く意欲をもって正しく働いていることが増えもはや追い越されてゆくのは仕方のないことだろうと思う。アメリカナイズドされてしまうと、日本も政治力で押し売りや戦争で取り返すしかない体質になってしまう。もし、タカタのエアバックがメキシコ製でなくてアメリカ製だったなら、タカタも批判されることはなかっただろう。アメリカナイズドされるためにはアメリカと同じように政治的には自由貿易ではなく保護貿易を主張しないと難しいだろう。ほかのメーカーのエアバックでも死者は絶対に出ているはずだろうが一切封印されている。他社製はロケットに使う爆薬が使われているのだから。ロケットの発射よりは低いが失敗はつきもの。
現実の認識が大事で、日本人は狂牛病のときも全頭検査で1頭も許さない姿勢で農家を責めるほどの安全性が基本。一方でアメリカの狂牛病の牛は確率的に安全と危険ゼロでないものを輸入するようなダブルスタンダードで日本とアメリカの関係はなりたっている。アメリカの牛肉は危険と政府もいうべきなのだが、日本の政治自体があってないようなものなのでそこに期待してもしかたないだろう。繊維でも同じで、日本製には厳しい基準があり責任を求められるが、海外製品には甘い基準と責任を求めない形で流通してしまう。日本の政治の場合、海外に対しての捜査権などないので輸入品に関しては何が事実なのかを調べることすら不可能なのである。
ヨーロッパでのアゾ染料規制に引っかかった事例としては、中国製品、インド製品が多く、フランスやドイツ原産も見受けられ、日本はない。輸入品を調べれば、世界ではよく使われている染料だけに、たくさん引っかかっているだろうと思う。アゾ染料の代表であるナフトール染料というのはオレンジ系の赤い色などがきれいに染まる特徴がある。今も、アジア諸国の工房レベルでは使っているところも多いだろうと想像できる。
ナフトール染料も日本でも過去には何十年も使われてきた染料で、今更、危険性を煽るほどのものなのかと思うところもあるのだが、世界的な染料メーカーの力関係なども影響しているのかもしれない。ある世界的に有名な家庭製品を販売するアメリカメーカーの開発などの目的でも、手軽さや安さが重視されて市場シェアを狙いにいくような開発を追い求めているので新しく出てきた技術には常に同じような危険性は伴う。規制がないだけでシェアを伸ばしたときに安全性が疑問視されて、規制ができてひかかるまでが儲けるちゃんすみたいな。日本のシロアリ駆除のPCB規制でも同じようなこと。家にPCBを1980年くらいまでは巻いていたのに、今はPCBを諸悪の根源のように一切許さないみたいなオールオアナッシングのような無知なる啓蒙は人々の健康を守るためにも駄目だろう。
昨日は、シャトルの管や木管を裸にする機械(名前ありません)のVベルトが切れていたので、それを補修するためにVベルトをコメリに買いにいった。Vベルトは農業用の機械にも使われているので汎用部品としてコメリのような日曜大工センターにも売っている。コメリで買うものは値段は手ごろであるけどもやはり強度が低いなあと思うことが多く、工業機械専門のお店で買うほうがミツビシとかのしっかりしたものが手に入る。ミツビシのVベルトも以前は国産だったのだが、今は海外さんになって安くなったが残念に思う。
日本というのは品質重視だったので、日本製よりも海外製がよければ海外製のものを高くても使っていたのだが、日本のものづくりが消えてしまった感がある。部品の材料にしても神戸製鋼の問題なんかも大いに絡んでいて特注に謳っていようが実質はJIS規格程度のものしか手に入らなくなってきた。日曜大工につかえても何十年も使う産業用部品としては耐久性がまったく足りないのである。日本のものづくりが部品から海外さんに移行してゆくと機械からして海外の水準と並んでしまう。部品からして一番よいものが海外産ということになりつつあるのだ。
海外の人のほうが働く意欲をもって正しく働いていることが増えもはや追い越されてゆくのは仕方のないことだろうと思う。アメリカナイズドされてしまうと、日本も政治力で押し売りや戦争で取り返すしかない体質になってしまう。もし、タカタのエアバックがメキシコ製でなくてアメリカ製だったなら、タカタも批判されることはなかっただろう。アメリカナイズドされるためにはアメリカと同じように政治的には自由貿易ではなく保護貿易を主張しないと難しいだろう。ほかのメーカーのエアバックでも死者は絶対に出ているはずだろうが一切封印されている。他社製はロケットに使う爆薬が使われているのだから。ロケットの発射よりは低いが失敗はつきもの。
現実の認識が大事で、日本人は狂牛病のときも全頭検査で1頭も許さない姿勢で農家を責めるほどの安全性が基本。一方でアメリカの狂牛病の牛は確率的に安全と危険ゼロでないものを輸入するようなダブルスタンダードで日本とアメリカの関係はなりたっている。アメリカの牛肉は危険と政府もいうべきなのだが、日本の政治自体があってないようなものなのでそこに期待してもしかたないだろう。繊維でも同じで、日本製には厳しい基準があり責任を求められるが、海外製品には甘い基準と責任を求めない形で流通してしまう。日本の政治の場合、海外に対しての捜査権などないので輸入品に関しては何が事実なのかを調べることすら不可能なのである。
ヨーロッパでのアゾ染料規制に引っかかった事例としては、中国製品、インド製品が多く、フランスやドイツ原産も見受けられ、日本はない。輸入品を調べれば、世界ではよく使われている染料だけに、たくさん引っかかっているだろうと思う。アゾ染料の代表であるナフトール染料というのはオレンジ系の赤い色などがきれいに染まる特徴がある。今も、アジア諸国の工房レベルでは使っているところも多いだろうと想像できる。
ナフトール染料も日本でも過去には何十年も使われてきた染料で、今更、危険性を煽るほどのものなのかと思うところもあるのだが、世界的な染料メーカーの力関係なども影響しているのかもしれない。ある世界的に有名な家庭製品を販売するアメリカメーカーの開発などの目的でも、手軽さや安さが重視されて市場シェアを狙いにいくような開発を追い求めているので新しく出てきた技術には常に同じような危険性は伴う。規制がないだけでシェアを伸ばしたときに安全性が疑問視されて、規制ができてひかかるまでが儲けるちゃんすみたいな。日本のシロアリ駆除のPCB規制でも同じようなこと。家にPCBを1980年くらいまでは巻いていたのに、今はPCBを諸悪の根源のように一切許さないみたいなオールオアナッシングのような無知なる啓蒙は人々の健康を守るためにも駄目だろう。