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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

プレミアムジャパン2日目

2018年05月10日

昨日の夜は、1年ぶりにお会いできた成田さんと首藤さんとご夕食。食べ物もおいしく、進めていただくままにビールを飲ませていただき、飲みすぎた感もある。林与のスタッフの斎藤のご両親ともお会いできお話もできた。ホテルではぐっすりと眠り、朝起きて、そばが食べたい気分。東京国際フォーラム近くの銀座のホテルが手ごろな値段だったので、銀座だったが、そば屋さんがあるのかと思って外にでると歩いて30秒のところに、24時間の吉そばという手軽なうどんそばのお店があった。

今日も一日元気にというか、気合入れてというか、朝から大盛りのそばといなり寿司2個。そのあと、パンケーキのお店に行きたいとスタッフの子がいうので、billsというパンケーキのお店で食後のコーヒーを飲む。アメリカのバーっぽい隠れ家的な優雅なスペース。10時に開場入りして2日目スタート。2日目も夕方5時過ぎまでお客様が続いてくださって、十分に広幅絣プロジェクトの説明などはさせていただけ、多くの方が期待くださっているのを感じることができた。

うれしかったことが今日は6つも7つもあったのだけど、その一つが、滋賀県の工業技術センターの方が織られた本麻の浴衣用の生地を見せてくださったこと。麻が織れないという話をされていて心配をしていたのだが、それがすごく良い感じの織物に仕上がって、まだ、白いままだがこれからインクジェットプリントをのせられるというお話。生地の感触的には、林与の近江上布のアーカイブの生地と似通った感触。あと、若干密度を上げればさらに近づくのではないかと。インクジェットがうまく載れば、素敵な浴衣生地ができあがるんじゃないのかと。3年掛けて滋賀県の3つの素材、綿、麻、絹のインクジェットプリントを施した浴衣をつくられるということで、3つの素材の特性に応じてやはり異なる壁があるようで、麻のバージョンもうまく行ってほしいなあと願うのだ。


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