リネン日記
湿度
2018年12月27日
冬場は湿度が下がり、乾燥するので麻は織りにくいとされるが、カラッと晴れた春から夏場も温度が上昇する局面では織物が織りにくい。これは乾燥すると毛羽が擦れ毛羽立ちが起こったり、糸の伸度が低下したりするからである。ロウ棒なんかは、毛羽立ちを抑えるのに効果があったりする。蒸気噴霧もそう。
伸度の問題では、縦糸が1本切れているのを直そうとして織機の後ろから切れた縦糸をソウコウを通し直そうとするだけで、左右の縦糸がぽろぽろと切れてしまうほどの状況もあったりする。本来、織れない糸なのである。それを織るためには織機の構造も大事で調整ではどうしようもない場合がある。
糊は強ければ毛羽立ちは抑えられやすいのであるが硬くなり伸度は低下する傾向にある。糊加減というのは大事。糊加減は、引っ張ったらプチンと音がして切れるくらいが良いのである。
伸度の問題では、縦糸が1本切れているのを直そうとして織機の後ろから切れた縦糸をソウコウを通し直そうとするだけで、左右の縦糸がぽろぽろと切れてしまうほどの状況もあったりする。本来、織れない糸なのである。それを織るためには織機の構造も大事で調整ではどうしようもない場合がある。
糊は強ければ毛羽立ちは抑えられやすいのであるが硬くなり伸度は低下する傾向にある。糊加減というのは大事。糊加減は、引っ張ったらプチンと音がして切れるくらいが良いのである。