リネン日記
柿渋アート
2019年08月12日
天然の柿渋だという謳いだった巨匠の柿渋染めが私が本当に天然染めなのかという問題提起して、その表現が柿渋と特殊染料を使用ということに改まっていた。柿渋染ではカラフルな色の展開は絶対に無理なのである。柿渋糊を顔料系の染料にバインダーとして使うならカラフルなアートが可能で、堅牢度が高いなら、特殊染料というのはアクリル染料か化学染料であろうと思われる。
繊維の世界というのは素人だましが多いので、謳われることがまったく逆であることが多い。特殊染料がアクリル染料や化学染料なら水に流したらもちろん水が汚染されるので、水に流して安全というわけではなく基本的には害なのであって、少量なら大きな影響はないがどれだけでもとなると大きな問題となる。どういう染料を使っているのか言えないあたり草木染だとは信じないほうが良い。
草木染で堅牢度が良いならノーベル賞ものなのであって、草木染ならとくに耐光抗堅牢度が悪いのが当たり前。柿渋という言葉に騙されやすい素人を相手に草木染という謳いが一番やばかったりする。罪悪感もなく、有毒そのものが琵琶湖に流れてしまっているようで心配そのものである。草木染で感動するような色が出ているというのを売りにしていたが今はそういう謳いも難しいだろう。プロの繊維関係のものが相手にしないのもそのあたりというか、基本的な質問に逃げる。だまされた人は気の毒そのもの。
繊維の世界というのは素人だましが多いので、謳われることがまったく逆であることが多い。特殊染料がアクリル染料や化学染料なら水に流したらもちろん水が汚染されるので、水に流して安全というわけではなく基本的には害なのであって、少量なら大きな影響はないがどれだけでもとなると大きな問題となる。どういう染料を使っているのか言えないあたり草木染だとは信じないほうが良い。
草木染で堅牢度が良いならノーベル賞ものなのであって、草木染ならとくに耐光抗堅牢度が悪いのが当たり前。柿渋という言葉に騙されやすい素人を相手に草木染という謳いが一番やばかったりする。罪悪感もなく、有毒そのものが琵琶湖に流れてしまっているようで心配そのものである。草木染で感動するような色が出ているというのを売りにしていたが今はそういう謳いも難しいだろう。プロの繊維関係のものが相手にしないのもそのあたりというか、基本的な質問に逃げる。だまされた人は気の毒そのもの。