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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

勤労感謝の日

2019年11月23日

今日仕事終わって、土曜日だよねという話してたら、今日が勤労感謝の日で祝日だということ。林与の場合、日曜日はスタッフは休みだけど、祝日は関係なく基本仕事しているので忘れてしまっていることが多い。昨日は、夜出荷で朝まで一人工場で織ってスタッフと交代でお昼まで休み、午後に2回ほど織機のトラブルで、夕方から活動開始。

世の中の労働時間が減ると逆に経営者はそのぶん労働しないといけなくなって働く時間は増える。大企業だと経営者は会議だけして働かないし、企業をつぶしても退任すれば終わりというだけの大臣や国会議員程度の責任感で済む。そいう人っていてもいなくても同じレベルというか、いると企業や国が傾く。働いていないから働く苦労がよくわかっていないとか、責任逃れが当たり前だから口だけがほとんど。働く時間が短くなって国際競争のなか、国民は困る流れになってもその愚作の面倒を見させられるのが国民というのも悲しい話。

勤労感謝の日は、昭和の時代の響き。悪いものとされる労働観が広がる中でそのうち名前も変わったほうが自然に思えたりもする。昔ゆとり教育が施されて、子供の教育がどうしようもなくなったと、今度は手のひら返したようにゆとり教育否定とかと同じ流れになるのか、子供のことは法律じゃないから軌道修正が用意だが、大人のことは法律で定められてしまうと、成り立たないことでも法律で成り立ってしまう結果、まともなことがまともでないと否定されたりもする。

労働基準監督官が、架空の質問だが、たとえば、労働基準監督官であるあなたが仕事さぼって外で一日中たばこをすっていて首にされたら労働基準監督署を訴えますか、という私の質問に。「訴えますよ」、というのが今の労働基準監督署の監督官の答え。そんなのに指導されてしまったらどこの企業でも終わりだろう。1日のアルバイトの学生でも、まともに働く想定があるのが当たり前だろうが、労働基準監督官が一日中さぼって外でタバコ吸っていて首になったら労働基準監督署を訴えるとかいう話。法律からしてまともじゃなくなっている話。まだ、霞が関の厚生労働省の役人たちはこういう話しても、まだまともだが、末端の労働基準監督官あたりは、悪徳奉行レベルでまともな企業経営を貶める。

この想定話は、一日中外でタバコ吸ってさぼっている労働基準監督官に税金から給料が払われているという問題を指摘している部分もあるが、それも見えず、さぼって給料泥棒そのものの想定話でも、労働基準監督官レベルだとさぼって給料泥棒そのものに対してもなんの罪悪感もないのが、やばすぎる。こんな指導聞いて大人たちが正しいと信じて、仕事しないでさぼるの当たり前だろうなあと思う。結局、そういう人はやめてもらう話になるんだから、そのさぼっている人のためにも行政が緊張感を持たせる正しい指導は必要である。まあ、労働基準監督官にしても自分可愛さで、その労働者のことなどどうでもよいからそんな指導になるんだろうけど。本気で労働者のこと考えていればそこまでひどいと突き放してやめてもらわないとね。

昔、大阪のコンピュータソフトウェアの会社にいたときにも、新しい人が休憩所でタバコ休憩、ほかの部長や課長もそういう法律意識してなにもいわないが、社長たまたま登場して、新しい人たちに注意、新しいものは社長の顔も知らずに誰が偉そうに注意しているで、社長と新人の喧嘩。社長はその人を即日クビだけど、普通の神経もっているならクビになっても当たり前。他にも前にも書いたことあるけど、大手のコンピュータ製造の現場で働いたとき、前に部署の上の人だった人が、たまたま、休憩時間が同じになって、私たちの45分の休憩を15分休憩と勘違いして、その人が私たちに30分以上休憩していると注意。その人はたんに勘違いしただけで、私は立派な人だなあと思った。その人の周りに何人かいたので、冗談でも言い返すとその人が気の毒。その時、私はサポっていたと思われたままだろうけど、私はその人の注意してくれるような人格を信用しているから、普通の人は逆におかしいと思っていてもいろんなことにビビッて注意もしないだろう。それは管理する側としては仕事もできていない駄目な話。勘違いしたかもしれないが、それは私たちのために言ったこと。正しいを守るは周りも協力しないと駄目だろうと思うが、なかなか大人社会は正しくない文句言いのほうが強いから。


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