リネン日記
特別なものづくり
2020年02月05日
外とものごとを前に進めるときにも力のある人と仕事をすると普通できないことを実現してもらえ、それが特別な物事をするときに成り立たせるために必要なすべてだなあと思うことがある。これはきつい表現かもしれないが、取り組む相手が会社を自分が動かしている人と言われて縛られて会社の仕事をしている人では、できることの範囲はまったく異なり、できるできないの判断も同じ会社でも正反対だったりすることが多い。林与に頼まれてこられるお客さんのほとんどが経営者の方が企画のトップの方で、オリジナル生地の制作や新しい生地の制作など、それ自体が特別な依頼なのである。私が思うのはそういうのに応えて仕事をしているのであるから、相手の会社さんも特別な対応が必要であろうかと思うことが多いが事務的に対応されるとかになると、普通の生地をお勧めするべき会社さんなのかと思うことも多い。
普通に思えるかもしれないがオリジナルの生地などを考えられているときに、再現性を確保するためやトラブルを避けるためにはサンプルの段階や生産の段階で糸から抑えないと生産が難しくなることが多く、何百キロの糸を先に買い込んでの対応となることが多い。そういうのが分かってる相手とそういうのが分からない相手では、企画の話しすらもが難しいところがある。それができないとみんなを巻き込んで、糸が手に入らないで終わることが3回に1回くらいは起こる。3回に1回も企画したものが糸が手に入らないからつくれないとなると、仕事そのものが成り立たず、できますよと注文を受けることも難しいのである。
実際、他の会社が企画した糸も支給の仕事の場合には、サンプルなどをつくっても本生産のときに糸が廃盤になってしまったり、糸が手に入らなかったりで、流れたりすることも多いのである。糸からして普通の糸しか使えない話になってくる。糸というのはトンで作ってそれで終わりということが多い。たくさんあるようでも人気があれば人気のある色がまず消えて、人気じゃない色などは大量に残るので、その全体の糸の生産が継続するのは色単位の少量生産でコストも合わずに難しいということで一度の大量の生産のあと廃盤になったりするのである。
そこまで踏み込んで企画をしないといけないので、何十万、何百万円を用意して材料から押さえないと企画が企画として提案できなかったり、立てることもできないのである。自分だけじゃなく、お客さんの考え方も大事で、必要だったら買いますとか売れたら買いますという一般の消費者感覚だと、企画に乗ることも難しい話が多いし、そういう方というのは大きなものを背負ってやっている人に対しても、リスクも背負わずにマイルールばかりを強いてこられるケースが多い。
仕事というのは物の売り買いだけじゃなく、覚悟が同じ人がやっていると成り立って特別な世界も作りやすいが、自分のことばかり考えて覚悟なく都合よいことばかり要求してくる会社さんなどとは特別なモノづくりも難しいという結論になったりする。こられたときに会社の大小関わらず、話して覚悟ある方なのかない方なのか、私と同じタイプなのか逆のタイプなのかが結局、一緒に仕事するときに大事な問題となることがほとんど、方向性が一緒の方なら問題なんかも助け合って解決ができるだろうけど、方向性が違うタイプの方とは、問題そのものよりも、その問題を解決する姿勢の違いから異なってできる提案からも変わってくる。
日本の場合、会社が大きくなるほどに会社の中のルールがごちゃごちゃあったりして柔軟な対応もできず、そういうルールから外れないと特別なものを作ることもできなかったりする。繊維業界じゃない他の日本のトップ企業の方も会社のルールを外れたところでものづくり、オーダーメイドの第一人者の方も会社のルールに従っていると難しいので自分が抱えて生地を仕入れられたりとか、特別なものが出来上がってくるのはそういう特別なことを覚悟してやる人があるから。会社に迷惑かけることもなく、自分が覚悟決めて自分でリスク背負っているようなまさに経営者的な人がいて、特別なものができてくる世界があったりして、そういう人とは特別なもの一緒に動きやすいのである。そういうことやるのって大変だろうなあとはおもうけど、やっていく必要があるだろう。
特別なモノづくりにあこがれておられながらも形にもならないのは、構想だけで自分が覚悟決めて動かないからみたいなところも多い。覚悟決めて動いて失敗なんかをして損もしてお金をつくっていくことの本質みたいなところから、他の人に依存しないで自分で抱えてやっていくみたいなところがないと、自分の思うことを他の人がやってくれて自分が儲かるみたいなことを考えていると、フロックで1回くらいは誰かにやってもらって成り立っても、やってる人を食いつぶして終わりとか最後はいろんな人から煙たがられて相手にもしてもらえないとか。
普通に思えるかもしれないがオリジナルの生地などを考えられているときに、再現性を確保するためやトラブルを避けるためにはサンプルの段階や生産の段階で糸から抑えないと生産が難しくなることが多く、何百キロの糸を先に買い込んでの対応となることが多い。そういうのが分かってる相手とそういうのが分からない相手では、企画の話しすらもが難しいところがある。それができないとみんなを巻き込んで、糸が手に入らないで終わることが3回に1回くらいは起こる。3回に1回も企画したものが糸が手に入らないからつくれないとなると、仕事そのものが成り立たず、できますよと注文を受けることも難しいのである。
実際、他の会社が企画した糸も支給の仕事の場合には、サンプルなどをつくっても本生産のときに糸が廃盤になってしまったり、糸が手に入らなかったりで、流れたりすることも多いのである。糸からして普通の糸しか使えない話になってくる。糸というのはトンで作ってそれで終わりということが多い。たくさんあるようでも人気があれば人気のある色がまず消えて、人気じゃない色などは大量に残るので、その全体の糸の生産が継続するのは色単位の少量生産でコストも合わずに難しいということで一度の大量の生産のあと廃盤になったりするのである。
そこまで踏み込んで企画をしないといけないので、何十万、何百万円を用意して材料から押さえないと企画が企画として提案できなかったり、立てることもできないのである。自分だけじゃなく、お客さんの考え方も大事で、必要だったら買いますとか売れたら買いますという一般の消費者感覚だと、企画に乗ることも難しい話が多いし、そういう方というのは大きなものを背負ってやっている人に対しても、リスクも背負わずにマイルールばかりを強いてこられるケースが多い。
仕事というのは物の売り買いだけじゃなく、覚悟が同じ人がやっていると成り立って特別な世界も作りやすいが、自分のことばかり考えて覚悟なく都合よいことばかり要求してくる会社さんなどとは特別なモノづくりも難しいという結論になったりする。こられたときに会社の大小関わらず、話して覚悟ある方なのかない方なのか、私と同じタイプなのか逆のタイプなのかが結局、一緒に仕事するときに大事な問題となることがほとんど、方向性が一緒の方なら問題なんかも助け合って解決ができるだろうけど、方向性が違うタイプの方とは、問題そのものよりも、その問題を解決する姿勢の違いから異なってできる提案からも変わってくる。
日本の場合、会社が大きくなるほどに会社の中のルールがごちゃごちゃあったりして柔軟な対応もできず、そういうルールから外れないと特別なものを作ることもできなかったりする。繊維業界じゃない他の日本のトップ企業の方も会社のルールを外れたところでものづくり、オーダーメイドの第一人者の方も会社のルールに従っていると難しいので自分が抱えて生地を仕入れられたりとか、特別なものが出来上がってくるのはそういう特別なことを覚悟してやる人があるから。会社に迷惑かけることもなく、自分が覚悟決めて自分でリスク背負っているようなまさに経営者的な人がいて、特別なものができてくる世界があったりして、そういう人とは特別なもの一緒に動きやすいのである。そういうことやるのって大変だろうなあとはおもうけど、やっていく必要があるだろう。
特別なモノづくりにあこがれておられながらも形にもならないのは、構想だけで自分が覚悟決めて動かないからみたいなところも多い。覚悟決めて動いて失敗なんかをして損もしてお金をつくっていくことの本質みたいなところから、他の人に依存しないで自分で抱えてやっていくみたいなところがないと、自分の思うことを他の人がやってくれて自分が儲かるみたいなことを考えていると、フロックで1回くらいは誰かにやってもらって成り立っても、やってる人を食いつぶして終わりとか最後はいろんな人から煙たがられて相手にもしてもらえないとか。