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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

同じ問題

2020年02月15日

昨日、スタッフの子が織機が原因不明で動かないということで織機を確認する。経糸も切れていないし、横糸も切れていない、横糸切れのフォークも問題ないし、感光フィーラーに問題があるのか、フィーラーが働いて、運転ハンドルが運転に入らないようにはじいている。5分ほど悩む、この気持ち悪さ経験があって、こんなこと以前にあったなあと、原因はなんだろうと依然と同じようにソレノイドのボックスのネジを外して分解しているときに、前もこれやって結局解決できたけど、どうやったんだっけ、結局簡単な問題だったんじゃないのか。思い出した、カウンターがカウントしていてカウントをリセットすればよい問題。正しい解決方法が見つかってというか思い出してよかった。情報をスタッフの子とも共有して悩みが消える。

仕事していると、当たり前にこういう問題に遭遇して悩む、そしてそれを解決するのは自分たち。誰かが解決してくれるんじゃなくて自分で考えて解決してゆく。その力というのは新しい物事をするときにも役立って、業者の人が投げ出すような問題でも素人のほうが解決できることもあったりする。これは私じゃないけど、スクーターのメットインのヘルメットを入れる中にスクーターのカギを閉じ込めてしまったケースで、メーカーに効いても代理店に聞いてもカギを取り換えないと無理という話だが、譲ってもらった方に相談するともう一台持っているので開けられるか考えてみるという話。半日もすると、その方が分解して開ける方法を教えてくれた。適切な道具がないので持ち込んで開けてもらえた。そういう人ってすごいなあと思う。

メーカーの窓口の人でも解決方法が分からないのが当たり前、ましてや販売代理店も分からないのが普通。たぶん、メーカーの技術者でも、全部の構造を知っている人でないと難しいだろう。三和シャッターの人が修理は無理といった件でも、プロが無理というなら自分が解決する番だと、私が、故障した原因から考えて、それを直す方法も考えて、1時間ちょっとで解決するとか。もちろん、解決できないこともあったりするけど、プロと本気の素人とは紙一重というよりも、本気の素人のほうが上のことも多い。

織機がおかしいで困ったと相談を受けた時には、絶対に自分が解決できる、解決方法はあると、覚悟決めて解決しているから、私もいろんな問題を解決できているだけのこと。私が自分が解決できる方法もあるのに、解決方法を他の人に求めるだけの人が嫌いなのもそのあたり、みんなが自分ができることを精いっぱいやって成り立たせるような世の中になればと思う。


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