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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

御用学者

2020年03月07日

インタビューでモサントのラウンドアップを2L飲んでも大丈夫という科学者が、じゃあ、用意してますので飲んでくださいといわれて飲むのかというと、わたしは馬鹿じゃないという答え。安全を謳われるものでも自分が飲めないものを他の馬鹿が信じて飲んでも大丈夫だという始末。それで食べてる専門家も多いのである。

これと同じ話が、新型インフルでのマスクの議論、マスクが完全にウィルスを防げるわけでないからマスクは意味がないという。まだ、そんなことをいっている日本の専門家たち。中国の武漢の医者は、2か月も前に目から感染したと正しい推測。N95マスクでも無理なんだけど、マスクするだけでダイレクトに飛沫を浴びない程度問題なのである。オールオアナッシングじゃないのである。

ラウンドアップを飲んでも直ちには健康に被害がないというのと同じことで、オールオアナッシングで、安全性を議論すること自体が、間違いという当たり前の視点がなく、広告塔となって食べていくためだけにそんなことを発してしまう専門家たち。自分たちが患者を目の前にしてマスクしないのかというと、それどころか完全防御なのである。それでも感染するから、完全防御でも意味がないというのかという問題になってくる。今は、マスクをつけると余計に顔をさわるから感染のリスクが増えるなんて言い出して、ボタンの掛け違えをまだ続けるつもりなのか。

日本の保健所でも、当たり前に、インフルエンザの流行の時期には保育園の児童にでもマスクの着用を指導してきたのに、今の新型コロナになってからは手のひら返したようにマスク不要論。子供たちは感染して死んでもよい実験台じゃないんだから、いい加減にしろと言いたい。手洗いしろというけど、マスクもしていなければ子供たちだったら手が口に行くのは普通のことなのに、専門家というのはそんなことも考えないで素人の父母未満なのである。安全だと専門家の言葉を信じてラウンドアップを飲んでしまう人は、専門家からすれば馬鹿というだけのこと。

私も仕事で、織物の専門家みたいな人と接してきたけども、物書きタイプの人が多く、自分が自分で織物を作っていない作れない人が専門家だったりすることが多い。指導を専門にしている人で、実際の織物をつくるという経験が少なすぎるのである。実際に織物を作っていると見えてくることも多いもので、理論的なことと現実的なことはまったく異なることも多い。理論で正しくても現実的には難しいという問題も多いのである、逆に、現実的には大丈夫ということも多い。理論を超えた現実に基づく理論があったりもする。大事なのは理論よりも結果なのであって、理論の正当性をいくらいっても意味が分からないと実際の話をすると一撃のことも多い。これは、自分が安全といっているものを実際に飲めと言われて飲めないのと同じ。

ファーストフードなんかでも、社長は自分の店の食べ物を食べない人がいたりするけど、一番社長が食べて大丈夫なのかどうかをよく知っているんだろうと思う話なのである。そういうファーストフードチェーンが食育とかやってたりするけど、社長が毎食食べても大丈夫なようなものを、まずは、お店では提供するべきじゃないのかといえる。中国に行ったときに鳥インフルで中国のお店から鶏肉が一切消えるような状況で、日本では空前のナゲットフェア、当時スマフォで確認したが中国産だったのである。その後に問題が指摘されて1か月ほどでタイ産に変わったけど、ナゲットフェアは終わってたあとの話。安いのには理由があるのである。食の安全を謳う大手のファーストフード店での話である。


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