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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

軽く見ないほうがよい問題

2020年03月11日

チェルノブイリ原発が爆発したときに、被害を食い止めるために石棺化のために多くの人が死んだ。投入された消防、軍人、のほかリクビタートルと呼ばれる人々である。日本の福島原発では、そういう被害者を出さずに済んだ、人の原子炉の強度ミス設計ミスが地下水からの放射能漏れで放射能が海洋に流れ出ることで石棺化を免れただけなのである。

今回の新型コロナウィルスも大きく分けて、二つの捉え方がありそれぞれに解決方法があるだろう。封じ込めようとする方法、蔓延するのを放置し治療方法を待つ方法。封じ込めというのは、中国やイタリアのような人々の移動すらを制限して感染者を隔離する方法である。これはチェルノブイリのような目に見える犠牲者を伴う形になる、日本の医療行政ではこの方法は取りにくいだろう。福島原発のメルトダウンを隠しながらと同じように、検査をしないことで実際の感染者数を少なく見せ、蔓延させて放置するのは、実際にコロナウィルスの重症者や死者がカウントされないだけのことで、福島原発のように人の愚かさが神の救いの手のように働かなければ、より多くの人々が亡くなる可能性が高い。

他人事のように軽く見る政治家などがいるが、これこそまさに政治家が解決のために動かないといけない問題で、何もしないならそういう政治家は最初から必要がないのである。日本政府も大したことないと大きな初動ミス、まだそういっていたものたちがそのまま、8割は軽症とか吹いて回る、2割は重症化または死亡なのである。ほおっておけば何千万人もが感染して、その2割が重症化する可能性も高いのに、8割は大したことないといえる政治家や厚生労働省の役人たち、医師たちというのは、早めに職業から降りてほしい。自分たちは感染しないように安全なところにいながら、国民にマスクをつけさせない動きをするものまでもがいる。

アメリカの医療を参考にするべきでないのは、アメリカは医療もビジネスだから、感染したら自己責任というのが原則。政治家にしても個人の健康問題は、自己責任、他人事でよいのである。日本の場合は、医療制度自体が異なり、国も医療関係者も他人事ではいけないのである。国や医療関係者が解決する責任があるのである。強制的に保険加入させながらアメリカのような自己責任論は駄目なのである。

この新型コロナウィルスだが、治療薬としてあがっているものもあるが、これを処方するとウィルスが薬に耐性ができてしまってよりやっかいなものに進化する可能性すらも指摘されている、一人が感染するだけで、累乗的に広がり免疫不全をもたらす、病状を持っているものがより悪化するという問題のほか、院内感染を引き起こす問題も伴う、たかが風邪ではないのである。オリンピックにしてももはや日本の国内の感染者数がというよりも、世界的な感染の広がりの問題があり、延期や中止も柔軟に対応が必要な問題であろう。日本国内は責任逃れや隠匿で済んでも、対外的には通用しない話である。通用させるなら通用させるで、参加国には感染リスクに対しての共通の意識が必要である。日本で感染するというよりも、各国から人々が集まるということで感染リスクは非常に高いという認識、それは参加国各国が責任をもって対応するという前提で参加するということを共通認識としないとクルーズ船問題と同じで難しいだろう。


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