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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

非常事態宣言

2020年04月08日

非常事態宣言を出すかどうかで迷っているよりも、各県が北海道のように県内が危険だと思えば非常事態宣言を出すで良いと思う。台風の警報と同じ以上に人命にかかわる問題、迷っている人間というのは甘く見過ぎている。要請なのでそれに従うかどうかは自主判断で、少しでも緊張を走らして行動範囲を狭くするということが感染の広まりを抑えることになる。その最低限が難しいのが社会性を重視する日本、感染すれば2割が重症化することを考えると、戦争よりも有事で、最初にあまく考えていた欧米も今は緊張があるが、日本というのはやはり他国よりも政治家の覚悟がないというか、居ても居なくても、いると目の前の対策ではなく、利権的な変なことばかり考えて…。責任を取るつもりがないとか、損得勘定が勝ってしまうと非常事態宣言は出せない。政治家なら当たり前に責任取るつもりで非常事態宣言を出せばよいのである。ニューヨークの州知事の評価の高さはよくわかるが、日本には与党だけでなく野党も含めそういう政治家はほとんどいないだろう。

非常事態宣言が出たのだから、1か月様子をみることができる。出ていなければ今までのままで感染は累乗的に増えるだろう。都市部ではどうしてもサービス業的なものが多く、スペースも狭いので、感染の広がる可能性は高い。イタリア、フランス、スペイン、ドイツが感染を抑えることがまだまだ難しい状況、今まだ救われているのは日本の新型コロナは弱いほうのタイプだろうと思われる。中国やイタリアのように、けいれん発作を起こして突然死するようなタイプが広まることもありうるのであるから、広まっていないうちに対策を行うべきなのである。

専門家のなかには、インフルエンザでも何万人が死んでいるんだからと平気で言う人もいたりするが、そういう輩ほど自分や自分の家族は感染しないように細心の注意を払っていたりするものである。ブラジルも安易に考えていて、短時間で爆発的に感染者数が増えた、日本は国が甘く考えていても、一般の人々はマスクして早くから防御していたのでそれなりに自主隔離と同じような効果あって、それほど爆発的には重症者が増えていないのであろう。

私も自分でつくったマスクをしたりするときがあるが、マスクの前に手をかざして息をしても、それほど息が強く当たることはないので、それがマスクの効果で、2m離れる以上にマスク1枚で、隣り合わせでも2m離れているのと変わらない効果はあるだろう。そういうことを考えられない連中が、マスクは無意味だとか、ボタンの掛け違えをいつまでも正すことできずに、とくにWHOが諸悪の根源になってしまって、素人の集まりで、CDCが見解を変えれば、それにしぶしぶ従ってみたいな馬鹿をやってる。人の命にかかわる問題で効果が完璧でなくても多少でもあるなら防御のためにはできることはやるべきというのが正しい姿勢だが、感染させる気満々で最初から存在しないほうがましなくらいの組織である。権威主義の愚かさの手本そのものである。


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