for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

国境

2020年04月13日

新型コロナが2月くらいに広まり始めた時に、武漢が都市閉鎖したが、同じことを日本や欧米の国はできないだろうから、先進国での蔓延を止めることはできないだろうと予想していたが、先進国でも蔓延し始めると都市閉鎖が行われ、社会活動や経済活動ができないどころか、外出規制まではじまり、程度は違えど武漢と同じような封じ込めを世界中の先進国でも行うようになった。今までの世界ではありえないことなのだが、世界中がつながっているということがあって、自国民を守るためには海外渡航の禁止や都市閉鎖しないとこの新型コロナウィルスに対してはどうにもならないという認識が広まったからだろうと思う。

1か月前まではオリンピックを通常開催するとかいう日本の国家としての姿勢だったが、日本も遅ればせながらの軌道修正で、緊急事態宣言などを出しながら、本格的な封じ込めに動き始めたといえる。日本で蔓延のスピードが比較的遅いのは、行政のマスクはするなの蔓延政策の一方で、国民自身がマスクをして感染予防意識が高かったことがあげられる。マスクの効果が低くても、効果があるならつけるべきなのに。それも頭から否定して、国民を無防備にさせる輩たちが多かったことは嘆かわしいことである。世界中が、WHOのいうことを信じることなく、各国が国民にマスクをするように動き始めたのは当たり前の行為だろう。WHOを受け売りしていた日本の厚生労働省も国民からは無能扱いされるのは当たり前、東大出の官僚というものが大臣になっても、自分で判断もできずにこの未知のウィルスに対して専門家の意見を聞くとか大臣としての本質もない。専門家もWHOの見解を受け売りで蔓延させるような政策をとってしまっていた。

事実を隠そうとするのが日本政府にありがちなところで、検査しないことで感染者数を増やさないようなことやって、オリンピック中止が決まったら突然、検査数を増やし始め、緊急事態宣言で、日本はもう手遅れというモード。まずは、医療関係者の全員を月に1回くらいは感染の検査をするのが当たり前だろうけども、それを厚生労働省は医療関係者は基本検査しないというスタンスを貫いている。検査したらどこの病院でも陽性や疑陽性が出てパニックになるのを恐れてやらないというスタイル。90人が陽性という病院も出てきた。幸いにも重症者がいないということだが、医療関係者を検査しない限りは診察する医者が感染してるかどうかも分からず、感染しているとすればそれを放置してはウィルス拡散源そのもの。そんな状態での医療機関の運営のままでは、蔓延が助長されてしまう。

厚生労働省が企業に課している労働者の1年に一度の定期健康診断も通常だと入社したときに義務化しているので4月が多いだろう。定期健康診断が新型コロナウィルス蔓延に繋がる可能性もあり得るのである。パンデミックな状況では、定期健康診断も落ち着いてからにしたほうが良いだろうが、厚生労働省はそういうの考えてもいないだろうし、法律を変えるなんてほどの深刻さも感じてはいないだろう。非常事態宣言都市の病院だと健康診断にしても感染リスクは十分ある。蔓延状態の国に海外旅行に行くのと同じくらいのリスクだろう。


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内