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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

マスク制作の奥深さ

2020年04月21日

マスクをつくっているのだけど、単なるマスクというだけでなく完成度の高いものを作りたいと、どうやったらきれいなマスクがつくれるのか考えている。リネンストールのときも、リネンハンカチの時も、リネンキッチンのときも、どうやったら自分らしいものができるのかと、アイテムの専門家でもないけども自分自身で手法を考え、シンプルで良質な感じのものをつくりたいなあと、リネンマスクも自分でオリジナルの型紙をつくるところから。

私がリネンマスクを作っていると母親がなぜかいろんなところで売っているハンドメイドマスクを買ってきてこんなの売ってたとかもってくるけども、自分自身で自分の布が素敵にみえるものづくりがしたいから、でも、母親の買ってきたマスクをみると作り手がどんな人なのか見えてきて楽しみで喜んでもらおうとやってられるのがよく伝わってくる。和風の柄で味のある生地を表に裏は柔らかい綿のガーゼとか、それなりに良い感じでお土産物屋さんにおいて違和感がないもの、一般の人で器用な人たちがたくさんおられるのに驚く。まだまだ、若いころにミシンを踏まれていた世代の方が作られているのだろう。

服飾関係も、百貨店やお店が閉まって、外に出る機会も少なくなって、アパレル産業は低迷している。でも、マスクも、衛生面だけでなくファッションの要素が高いアイテムで、布マスクは繊維製品。布マスクなんて今まではあまり興味を示されなかったものが、急に注目されるようになって、一般の人でも布マスクを家族のために作っている人が多いのに、繊維のプロなら一般の人以上に興味を持ってないとあかんのと違うかなあと思えたりもする。

今日は、リネンデニムを表に布マスクをつくってみた、ハリがあってしっかりとした感じでよい。でも、内側の布が離れて口元に当たり違和感がある。ステッチを入れて改善するべきなのか?迷うところ。



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